庭木を何にするか?は、住まいのライフスタイルにも影響する理由
新築の家を初めて購入されたばかりの30代の皆さん、恐らく年代的には30代が多いことでしょう!こんにちは!
新しい家は人生の大きなイベントの一つですよね。
家の内装や家具選びも楽しみですが、庭木の選定も重要なポイントです。
庭木は家の外観を引き立て、居住環境を一層魅力的にする役割を果たします。
本記事では、特におすすめの庭木であるシマトネリコについて詳しくご紹介します。
シマトネリコのメリット・デメリットを理解し、新築の家に合った植栽方法を学んで、理想的な庭を作りましょう。
そして私自身、我が家の小さな庭と言うか、隣地との間のわずかな敷地内に、新築購入後すぐにシマトネリコを4本植栽してみました。
その内の2本は、敷地が狭いので鉢植えで育ててみました。
あれから約20年が経過したリアルなシマトネリコの存在ぶりとともにお伝えしていきます。
新築の外壁に被るように庭木が彩りを添え邸宅へと変化する!
新築を建ててからや暮らし始めてからしばらくして外構をもう少し手を加えようかな?と思われているあなた
よくよく考えればあなたの家に何か不足している物は何だろう?と気づき始める頃のはずです。
何も富裕層の住む家と同じように、どう見ても相当な費用をかけて手入れが必要な松の木。
そして大層な庭木で囲われた邸宅で定期的に庭師を入れるほど大きな家のようには外構に手を加えたいとは思っていないはずです。
とは言え、敷地内に緑が足りない?あるいは全く無いほど無味乾燥な家の暮らしこそが、心に余裕を感じられない原因ではないかと最近気づいたのではないでしょうか?
そうなんです!
たとえあなたの家の敷地や家が小さくとも、こだわりを持って緑のある木々を植えることでそれなりの邸宅へとあなたの住む家は、姿を変えるんです!!
家のどの場所にシンボルツリーを植栽するか?風水的にも結構大事!
風水というとよく分からないと思われるでしょう!
私が実践していることは、家の内側なら良く風水で引き合いにでる玄関土間をきれいにすること!
そして不要な靴は、玄関土間に出しっぱなしにしない
あるいは、玄関周りをスッキリしておく
このような癖をつけるようにして、常に悪い気を外部から取り込まないようにしています。
シンボルツリーもこれと同じでそれぞれの木の特徴と方角との関係が風水的に意味があるので、あなたの家やあなたの思いとライフスタイルに合わせてシンボルツリーを何にするかを決める事も大事です!
そしてシンボルツリーなので特にあなたの家の玄関横やアプローチにかけての植え込みやメインの家の建物よりも大きくならないような育て方を考えて植えることをおすすめします。
玄関はあなたの家の顔であり良いパワーを取り込むための手段と考えて積極的にシンボルツリーにこだわりましょう!
防犯とプライバシーにも役立つ庭木!
庭木は家のまわりの敷地にどのように地植えして育てるかによって防犯にも役に立ちます。
シマトネリコなら家族が長く過ごすリビングなどのサッシの前に植えることで防犯に効き目があります
理由は、成長したシマトネリコの足元から人のおなかあたりまでの高さは、木の幹しかないので外部と家の内側で見通しが良くなり外部侵入者も身を隠しにくくなります!
同時にシマトネリコは、幹から上の枝や葉の広がりがある良く育つ樹木なので丁度目線当たりから上の視線を妨げてプライバシーの保護にも役立ちます。
意外と今からお家を建てようとお考えのあなた。防犯ってあまり頭には無いのでは? 注文住宅なら、防犯を意識するだけでスタイルの良い門構えも可能になります。そんな、一石二鳥のお家作りも可能なので今から一緒に見ていきましょう! […]
シマトネリコの魅力に迫るメリット3選!
シマトネリコの一番の魅力は、その美しい見た目です。
そしてその魅力は次の3つの魅力が1つになって集約されます。
- 常緑樹であるため、四季を通じて鮮やかな緑を楽しむことができます。
- 新築の家の外観に、すぐに馴染むのもポイントです。
- さらに、成長が速いので、早い段階でプライバシーを確保できるのも大きなメリットです。
それぞれの魅力を深掘りしてお伝えしていきます。
実際の我が家での直近20年目の成長したシマトネリコの写真も交えて見て下さい。
①の常緑樹は、1年を通じて緑を感じる事が出来るシマトネリコの人気の最大のメリットです。
写真は、初夏を迎えた我が家の庭に一番緑を濃く表現しつつあるシマトネリコです。
四季を通じて秋から冬にかけてもシマトネリコの緑は、常に葉を付けていますので絶えることはありません。
ただ、秋口にする剪定の後に我が家のシマトネリコは、ある程度落葉もするので、見た目としては、華やいだ緑からは、大部スッキリ落ち着いた樹木に変貌します。
②の新築に限らず、築年数経過とともにシマトネリコも成長していくので毎年のように存在感を放つのもシマトネリコの特徴と言っても良いでしょう。
家の外観にすぐに馴染むのは、シマトネリコの株立ちである真っ直ぐ上に伸びていく樹木の特徴が理由です。
なので新築ならずとも家の外観とのコントラストやバランスが、あなたの家にお客さんが来ても違和感のないスッキリとした印象を与えます。
③の成長スピードが早いことが結果として、剪定方法や植え付ける場所によって先にも説明しましたが、よりプライバシーの確保を優先できる自在な樹木となり得ます。
シマトネリコにも実はデメリットはある?新築からの奮闘記!?
シマトネリコにはメリットの裏返しでデメリットも当然あります
最大のデメリットは、剪定を計画的にしないと大きくなりすぎることです
これから説明していきますね!ぜひ参考に!
剪定・伐採・草刈りお庭のお手入れ!なら「街角お庭相談所」
シマトネリコは剪定の仕方を失敗しなければ癒やしの木として楽しめる
シマトネリコに限らず、樹木は成長するので時期が来れば剪定をしなければなりません!
剪定と言っても、我が家でもそうですが、1年を通じて何度も本格的に枝や葉を切るわけではありませんので以下の事を意識して剪定すれば大丈夫です。
- 新緑を迎える初夏の時期5月くらいから本格的に剪定する秋の10月まではシマトネリコの緑を存分に堪能出来る
- 10月頃の剪定をするときにあなたの家に合うシマトネリコの樹木を毎年どのような形に育てるかを想像して大胆かつスッキリと剪定してしまう
- シンボルツリーとしてあなたの家でスポット的に植樹していれば、シンプルに最初から1から2本程度の株立ちで育てる
- シマトネリコは放っておけば4メートルでも5メートルでも伸びていく成長が早い樹木なので①~③を意識してケアーをする
それぞれの意識して剪定する方法を今からお伝えします。
我が家でのシマトネリコの特徴を最大限に活かすために20年育てながら分かったことです。
剪定の作業は、結論から言えば、結構大変な重労働です。
我が家では、この方法に落ち着いて5年くらいなりますが、しかも1年でたったの1回だけ(延べ2日はかかりますが)しか剪定しないにもかかわらず、年々大変だなと感じます。
ですが、シマトネリコの奥深い緑は、特に最近の温暖化である気候を考えれば、初夏から暑さが落ち着く秋までの約半年は、シマトネリコを植えて良かったと思えるので剪定作業は、その恩返しのような気持ちで作業をしています。
まずは、我が家での大前提になっているシマトネリコの大きさですがこちらの写真☟
1年を通じて夏の時期はこのような高さにまで成長させて、夏の暑さを乗り切るためこれくらいまで伸ばしてます。
さらっと書きましたが、2階のベランダあたりまで届きそうな大体4メートルくらいはあるでしょうか?
毎年これくらいの高さで抑えるように10月の剪定時期には調整していますので剪定の時期は大変なんですよね!!
写真では、奥が見えないくらい黒い影になっていますがそれもそのはず、奥にも1本同じような高さのシマトネリコが育っています。
これくらいの大きさにする最大のメリットは、家の構造上屋根の軒やひさしが無いので、夏場の直射日光をさえぎる事が出来て清涼感を感じることができる心地よい風もつくれます。
加えてどこからやってくるのか?野鳥も飛んできて枝にとまった鳥のさえずりも楽しめます
ただこのような楽しみ方は、すべての家庭におすすめするわけではありません!
剪定作業が大変なので!!
4メートルを超すシマトネリコですが、毎年10月頃剪定するときは、写真のような高さの約半分くらいの2メートルの大きさまでに伸びた枝や葉をバッサリと落とします。
なので今度は、冬場を迎える際は好都合です。
剪定後冬場から初夏までの半年は、シマトネリコはほとんど成長しませんので低い太陽の木漏れ陽を取り込みながら暖かい部屋がつくれます。
なんと言っても剪定の時に残した枝の葉は、夏場のような濃い緑とまでは言えませんが、1年を通じて常に窓からは緑を楽しめるのがシマトネリコの醍醐味ではないでしょうか
大きく成長させたくないよ!というあなたならシンボルツリーとしてのシマトネリコを楽しむ手もあります。
シンボルツリーなので新築の家のあなたのこだわりたい場所や部屋の内窓から見えるシマトネリコの緑を楽しむのも良いでしょう!!
その場合は、最初の地植えからシマトネリコの株を1本か2本程度にして途中から増えるであろう株は、伸びないように剪定して行くのがベストです。
高さも大きくならないよう調整するようにして同時に幅も意識しながら枝の新芽もすぐに伸びて広がっていくので枝の根元からバランスを見ながら剪定していくのがコツです。
シマトネリコの地植えの位置を間違えると大変なことに!?
まず庭木やシンボルツリーとしてあなたの家を華やかに見せる為には基本的なコツが必要です。
ざっと下記のような事を意識すれば大丈夫です。
新築の家にシマトネリコを植える際には、まず植える場所の選定が大切です。
玄関先や庭の中心など、視覚的に効果的な場所を選びましょう。
また、プライバシーを確保するための適切な配置も重要です。
植栽の際には、土壌の準備をしっかり行い、適切な植え付け方法を守ることがポイントです。
水やりや肥料のタイミングと量にも注意しましょう。
本来のシマトネリコは、特に意識して水やりや肥料をあげなくても植え込みの土壌があれば、自然任せで育つ木です。
なのでそれほど神経質にならなくても良い樹木です。
他の植物とのコーディネートも考え、高低差や色のバランスを意識したデザインを心がけると、より魅力的な庭になります。
特にその中でも地植えの場所を下記の4点に注意して植える場所を考えてから地植えしましょう!
- シマトネリコの成長は早いので枝や葉っぱがすぐに広がる
- 枝や葉っぱが広がるので剪定時に剪定しやすい位置に地植えをする
- 枝や葉が広がると家の外壁と干渉して風雨の時に擦れる音がしてうるさい
- 隣家への枝の越境や葉っぱを落として迷惑を掛ける場合がある
地植えの位置や場所を考えずに植えると20年一緒に歩んできた経験で分かったのは、この写真です☟
20年も経つと根元の株も幅10センチくらいになっています
全体の根元の株まわりも幅が40センチくらいとかなり広がりました
狭い敷地に2本植えましたが2本とも隣地との境界フェンスとの間に隙間がありません!!
我が家での地植えの失敗例がこの境界フェンス際に植えたことです!
最初に地植えしたときのシマトネリコは1mくらいの小さい庭木でしたが、時が経つにつれ大きくなることを考えて剪定しやすい位置に地植えをするべきでした。
と言うのも、境界フェンス際だと剪定するときにフェンス側から脚立を建てる事もできないのでシマトネリコのように大きく育つ樹木の場合は、4方向から剪定出来ないと非常に手間がかかるからです。
当たり前でしょうと言われると思いますが、狭い敷地だからこそ、建物より少しでも離して植えた結果建物側には、ギリギリ枝や葉っぱが届くまでには広がらなかったのは良かったのですが、剪定するときには毎年ながら大変な作業になります。
特に我が家では、境界の隣地建物側はひな壇造成で家が建っていますので、隣に伸びた枝はかなりの重量になるので、枝を切る場合は、慎重にしないと隣へ枝を落としたり、脚立の上で剪定作業をする自分の身体の体制にも無理がかかるので非常に危険です。
このようなシマトネリコだからこそ、大きくなる樹木なので、結論は、どの方向からでも楽に剪定作業ができる場所に地植えをすることをおすすめします。
シマトネリコがシンボルツリーであり続けるための方法とは?
シマトネリコの大きく早く育つ樹木であることは、分かってもらえたのではないでしょうか!
庭木として大きく育てて植える場合とシンボルツリーとしての位置付けで他の木々との掛け合わせなど家の外観をより良く見せる方法もあります
長く生活をしていく中で、家の外部からの目線や見え方も当然大事です。
と同時に、家の中から見える地植えされた樹木やシンボルツリーの緑が垣間見えるのは、住む人にとっての最高の癒やしになることは間違いないです。
特にシマトネリコならこれまで書いてきた方法で1年を通じて緑を楽しむことができます。
このような理由で我が家で一番良い木を選択したと20年経過した今でも感じています
剪定・伐採・草刈りお庭のお手入れ!なら「街角お庭相談所」
まとめ
シマトネリコは新築の庭木として非常に優れた選択肢です。
美しい見た目や成長の速さ、手軽なメンテナンスなど、多くのメリットがあります。
一方で、適切な管理と植栽の工夫が必要となる点もこの記事で理解しておきましょう。
シマトネリコの魅力を最大限に活かし、新しい家をさらに引き立てるための庭作りを楽しみましょう!!