住宅ローンを選ぶ前に初心者が後悔しない為の基本的な考え方。
ここでは、住宅ローンを借りる側と貸す側の考え方を知っておくことでよりスムースにあなたに適したローンを探すための心構えがわかります。
①あなたが買いたい家の購入金額は、今の年間収入の7倍以下か?
②フルローンは、結構返済がきつくなるので頭金が用意可能か?
③購入物件は、新築戸建てか?マンションか?
①の購入時期にあなたが得られている年間収入の7倍以下である条件は、貸す側(銀行)の融資可能な大方の目安です。
当然ですが、借りる側のそのときのマイナス条件が見つかれば(例:他に借り入れがあるとか)融資は、マイナス評価になって融資金額は、減少します。
②は、当たり前にはなりますが、少しでも頭金があれば、返済もしやすく、逆にその分購入金額が高めの物件を検討することができます。
③の新築戸建てかマンションかは、お金を貸す銀行側も担保を取りますのでもしあなたが、途中で返済出来なければ、抵当にされているあなたの物件を売りに出して残代金を回収します。
ここでの戸建てかマンションかは、貸す側もそうですが、借りるあなたにとっても都合が良いのは、耐用年数である戸建て(木造)22年、マンション(鉄筋コンクリート)47年の違いで銀行からの融資額もマンションの方が良い場合があります。
その意味でもあなたからすれば、もし将来売りに出す場合に(買い換え)立地や物件の使い方にも影響はありますが、残債を上手く払って次の物件に住み替えやすくなります。
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続いて、貸す側(銀行)は、あなたの何を見て融資の金額を査定するのでしょうか?
②お金を借りる理由がマッチしているか?
③この先もずっとあなたは、返済できる人物なのか?
いくらお金を融資するのが、企業である銀行といえ、住宅に必要な金額は、何千万円にもなります。
果たしてあなたに利息も含めた、そんな大金を貸してもいいのだろうか?とあなた自身の資力を査定されます。
①は、現在のあなたが、どこからいくらくらい返済に充てれる原資を得ているかで、可能な融資金額を見られます。
ランク分けすれば、公務員>大企業の正社員>中小企業の正社員>自営業者といった具合です。
ですがそれ以外の派遣社員や個人事業主と言えども銀行の融資条件にもよりますがフラット35などのような公的機関と提携したローンであれば、いまの時代、一定の給与を得ている人であれば、十分にローンを組めます。
②は、簡単に言えば、居住用の住宅購入や住宅リフォームに使う資金以外の融資の申し込みは、できないという事です。
③は、過去にローンの支払いで滞ったことがないか?とか、今回住宅のローンを申し込むにも関わらず今も別に返済途中のローンがないか?などです。
転職を繰り返したり、出来るだけ長く同じ会社で安定した収入を得られていないと不利な査定になります。
このような貸す側からの査定条件にあなた自身が、マイナスの査定評価が加わる事で融資金額が減額されてしまいます。
逆に言えば、より高額な購入物件を買える融資を得るためには、貸す側の査定に沿った早めの対策が必要になってきます。
しかしあなたも物理的、時間的にムリな場合もありますので、世に出回っている住宅ローンの商品に、よりあなたに合った条件を満たせるローンは必ず探せますので両方からのアプローチをすれば、希望にかなった住宅ローンを借りることも可能です。
2024年以降住宅ローン金利の今後と借り方
とうとう長年続いた日銀のマイナス金利政策が解除されました。
そして金利の引き上げにより17年ぶり(現在2024年3月)に金融政策正常化に向けて転換されます。
17年前のマイナス金利政策によって確かに住宅ローンの金利は大幅に低下していきました。
私がそのマイナス金利政策前の今から20年前に新築を購入して変動金利で住宅ローンを組んだ時には、その政策前でしたので今と同じような超低金利でローンを組めるわけではありませんでした
私がローンを組んだ当時でさえ低金利の底値と言われていた時代でしたので、現在の信じられない超がつくほどの低金利で組める住宅ローンには、今でも魅力があります
今回の政策転換のポイントは、景気が上向き傾向にあり、また今年(2024年)は特に多くの大手企業に関して言えば、春闘での賃上げが満額回答を得られるなど労働者にとっても今後給料のベースアップが見込める労働環境になってきたことが言えます。
外的要因(海外の情勢など)や国内での多くの中小企業が抱える経営環境など改善の余地などのある中で、働いている人達もたくさんいます。
本来は、中小企業で働く人の今後借りる住宅ローンがこの金利政策にどんな影響があるかが一番気になるところです
今後住宅ローンを組む上で抑えるポイントは下記の4つです。
①いまあなたが働いている会社の給与は、直近でいくら月ベースでアップされたのか?あるいは上がるのか?
②日銀が考える世間の景気上向きよりも物価上昇にともなう今あなたの実質賃金の上がり幅との差額が埋まっているのか?
③その差額が解消できていて、かつ住宅ローンを借りる際の毎月の支払い額が、家計を圧迫せずに会社からもらえる給与のベースアップ分で確保されそうか?
④その上で、今後もし物価上昇や賃金のベースアップが鈍化しても毎月の生活に影響ない程度の金額で住宅ローンを組む必要があります
借りるべき金利タイプも変動金利なら、今回の利上げで多少上がったとしても何度も言いますが、今の超低金利時代にいきなり数パーセントも上がるはずはありません。
とは言え、近々のネット銀行や大手メガバンクの金利上昇分のパーセンテージには、今後注目しておく必要があります
そして変動金利の良い点は、後にも説明していますが、一旦変動金利で借りてしまえば直近の5年間は、金利が上がっても変らないのと、次の見直し金利があっても前回の金利の125%以上の支払いにはなりません。
これらを念頭にまだまだ続く低金利を確認しながら借りるべき金利タイプを見ていくと良いでしょう!
あなたにとって最適な返済金利タイプは何?『事例あり』
ここで改めて初めて住宅ローンを借りるあなたのために返済金利の種類と主な特徴をみてみましょう!
金利タイプ | 変動金利 | 変動金利 | 固定金利 |
期間 | 全期間 | 当初選択固定型 | 全期間固定 |
特徴 | ローンを借りた時の金利適用 | 2,3,5,7,10,15,20年と当初のみ固定選択可でその後は変動金利 | 返済するまでずっと固定金利 |
メリット | ローン期間中に低金利になれば支払いが減る | 当初の選択期間は固定なので支払い計画が立てやすい | 支払い全期間同じ金利なので返済計画が立てやすい |
デメリット | ローン期間中に金利が上昇すれば支払いが増える | 当初固定金利なので変動金利より少し高め | 変動金利よりも高めなので期間によっては、支払い総額は増える傾向にある |
注:返済期間中に変動から固定、固定から変動への借り換えは基本出来ないなどありますので注意が必要です。
上記の金利タイプに加えて返済方法には、下記の2種類から選べます。
●毎月の返済額が同じなので精神的負担がなく生活パターンを保てる。
●ただし返済総額は元金均等より増える
②毎月元金均等払い
●当初の返済時期は元金を多めに払うため負担が多い。
●ただし元利均等より返済が進行すれば、毎月の返済金額が減り総額も少なく済む。
『事例』を上げると、この記事を書いている私の場合は、全期間変動金利で元利均等払いを選択決断しました。
当時今から18年前ですが、新築の住み替えで地方地元銀行でローンを組み、基準金利(店頭金利)が2.67%で優遇措置が0.8%ありましたので1.87%の変動金利で払っていました。
幸いに変動金利を選択したにもかかわらず、値上がりもせず途中更新料も払わなくてもよかった賃貸の部屋同様に金利の増減もなく、 毎月毎年最後まで 同じ金額で払うことができました。
できましたと過去形なのは、最近繰り上げ返済もできてようやく、銀行さんから抵当権の抹消手続きも終えてほっとしたところです。
振り返りですが、住宅ローンを借りた当時は、金利を固定にするか、変動にするかは、賭けのような感じでした。
なぜなら、変動金利は、ローンを組んだ当時(2004年)の基準金利は低く、それ以前の1996年頃から途中、金利が上がった時期もありましたが、その頃は底値と言われるくらい超低金利でしたのでいつ金利が今後上昇するか分かりませんでした。
いずれにしろ私としては、毎月定額(元利均等払い)で中期的(金利はいつ上がるかわからないので)に少しでも長く月払いを低く抑えながら、その間に余裕があれば、繰り上げ返済用に貯金をしつつ日々の生活は、圧迫しないようにが、この 全期間変動金利で元利均等払いを選択した理由です
そのときの判断としては、この先10年は、このまま低金利で推移するだろうと予測して尚且つ金利が上がったとしても直近の金利での支払いのままで、金利見直しまでの5年間は変わりません。
またその時の金利見直しがあっても前回までの返済額の125%より多く支払わなくても良いルールもプラスしてあったので、もくろみとしては、最低15年は、当時借り入れた金額で※毎月の返済金額に変化はないだろうと言う予測でした。
(※ただしこのルールは、毎月の返済額は変わりませんが、金利上昇分が元金の方にしわよせがいくので毎月支払いの元金が削られて支払い総額が増えることには、なります。)
今(2022年5月現在)の金利を見ていると商品によっては、実際の返済する適用金利が0.4%前後とかもあり私の場合と比べて考えられないくらい低金利で借りられる商品が出ています。
低金利は、変動の方がより低いですが固定金利(今は固定でも低金利の商品は多いです)を選べば、安心安定で借りられるのもメリットで、私のような事例を参考に、変動金利のメリットやリスクも考えながら選んでほしいです。
不動産会社(住宅会社)側の紹介する「住宅ローン」で大丈夫?
住宅を購入するとなれば、家を建てる場所をどこにするとか、土地は、自分で別に探すのか、あるいは、土地と建物をセットで住宅会社から買うのかを決めなければいけません。
同時に住宅会社や売主である不動産屋さんにすれば、あなたから購入してもらうためには、ローンの審査を通して決済されなければ、住宅会社や不動産屋さんにお金が入りませんので、ローンに関しては、彼らにとっては、重要な仕事の一部です。
ということで、もしかすると住宅会社や不動産会社側の営業さんから提携している銀行での審査申し込みを依頼される場合があります。
本審査まで通過して、ローンが組めれば、それはそれで良いですが、問題はその中味が、あなたに合った内容であるかないかです。
この記事で私の事例を書きましたが、私が借りたのは地方銀行なので決して審査基準は厳しくはないでしょうが、当時を振り返れば、今のようにネット専用や他の色々な大手銀行、フラット35や35Sなど色々な商品から選択せずに言われるままローンを組んでいますので、もしかしたらより良いローンが他に選べたかも知れません。
これは、何を意味するかと言えば、自分で新築購入までの期間に、住宅ローンも色々調べて自分に合った現在と将来の支払い可能なベストなプランを用意して見つけておけば、住宅会社や不動産やさんの提携銀行のローンと条件を比較して決める事も可能でありそれが必要でもあると言うことです。
新築の購入までに準備すべき住宅ローンの選び方と便利な方法モゲチェック!
●ここでは最初に、住宅ローンを選ぶ前に考えておく注意点をおさらいします。
- あなたが購入できそうな新築の家の価格を把握しておく
- 仮にあなたの年齢が30歳であれば、いつまでに完済したいかを決めておく(35年ローンならあなたは65歳⇒長い道のりとなります)
- 毎月のローンのあなたの払えそうな支払い限度額を現在と近い将来の家計や今の収入から仮に試算して決めておく
- 返済金利タイプ3種類と返済方法2種類から①と②と③をもとに無理なく払えそうな金利タイプを探す
- なるべくなら会社勤めの場合は、ボーナス併用払いは避けて計画しておくこと(ボーナスでの増額支払いは、ローン破綻になる可能性大です。それよりも繰り上げ返済用に貯金しましょう!その方が得です)
- 団体信用生命保険やローン保証料 抵当権設定料など初期費用が必要などの知識やローン決定までの予備知識を仕入れたりあるいは、金利の動きなどもできるだけ常にチェックするなどしておくこと
これから新築のお家をどうやって購入したら良いか悩んでおられるあなたの疑問にお答えします。 本記事の内容 購入を思い立ったら、準備すべきタイミングが大事! 一生に一度の大きな買い物。選択すべき場所とは? スムーズな購入方[…]
●次に①~⑥までの準備をスムースに進めるためには、返済シュミレーションを利用したり各金融機関のホームページにアクセスしてあなたに合う住宅ローンを1つ1つ確認したりとか、住宅ローンに関わる用語や意味さらには、各ネット銀行や大手銀行の取り扱う複数のプラン、取り扱いできるフラット35などの確認などスムースどころか結構大変な作業になります。
こんな大変な作業をスマホでも簡単にできて、あなたに最適な住宅ローンを見つけてくれる便利な一括比較サイトの無料サービスがあります。
そのサービスの最大おすすめポイント
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①最大3つのおすすめ主要銀行から一括比較してご紹介
②各銀行の支払い返済額がすぐにわかります
③わかりやすい各銀行の比較表で選べます
④あなたの心配な審査に通るかどうかの確率も教えてもらえます
⑤本当に良い条件で借りれるかどうかの方法もわかります
⑥ネットでありがちな一方通行ではないプロのアドバイスもメッセージで相談可能
これであなたがモゲチェックへ登録するだけで家を買うまでに簡単確実にしかもよりベストな住宅ローンを選んであなた自身で毎月の支払い額を数千円でも安くできればこんな損のないサービスを利用しない理由はないのでは?
その数千円は、住宅ローンの支払いがもし35年になるなら数百万の損にもつながります
まとめ
お金を借りることは誰もが生活を豊かにするための手段であって今の時代当たり前です。
●新規の借り入れ(初めて新築を購入されるあなた)は、わからないことばかりです。
●ローンは借りる前に各大手主要銀行やネット銀行の商品を良く比較検討することが大事です。
●あなたに時間や知識がなくても大丈夫です。
●借りる先がネット銀行になっても心配不要です。
●どの住宅ローンを借りてもこの『モゲチェック』なら銀行窓口と同じようにあなたの心配事も相談できます。
●不動産購入は人(購入先の)の信用が一番ですが、住宅ローンもあなたの大切なお金から払います。
●なのでこのサービスを安心利用できるのも金融のプロである信用第一の集団があなたの手助けをしてくれます。
🙆私の場合最後は自己判断で住宅ローンを決めましたが、あなたならこのサービスを使えば迷うことなくより良い判断で住宅ローンを決める事ができます。