クリナップのキッチンを検討していると、「使い勝手はどうなの?」「長く使えるの?」「メリットだけでなくデメリットも知りたい」と気になる方も多いのではないでしょうか。
キッチンは毎日使う住宅設備なので、購入時のデザインや価格だけでなく、長年使ったときの耐久性、収納の使いやすさ、掃除のしやすさも気になるところです。
そこで今回は、我が家で新築時に採用したクリナップの当時のシリーズ「ステンキャビシステムキッチン」※「S.S.-06」を取り上げます。
※アルファベットはシリーズ名の頭文字と数字は、選べる扉カラーと扉のグレードになります。
手元に残っていた2004年1月5日付の見積書、商品明細書、キッチンの平面図や展開図をもとに、当時どのような仕様を選んでいたのかを整理しました。
この見積もりで建築工務店へ依頼し同年2004年に新築を建てキッチンを工事しました。
さらに、我が家の当時購入した「ステンキャビシリーズ」は現在のクリナップ「STEDIA(ステディア)」と同等相当のシリーズとして公式情報を調べ、当時のキッチンと何が変わったのかも比較しています。
なお、最新STEDIAは実際に我が家で検証、使用はしていません。
しかし当時のクリナップのキッチンは、使い勝手やキッチンの劣化、汚れなどを見ても現在のクリナップのキッチンとほとんど遜色ない実力機と感じます。
新築やリフォームでクリナップのキッチンを採用すれば、20年以上は間違いなく家族みんながリビングと同じようにキッチンにも集まってくるようになります!
現行商品の比較はメーカー公式情報をもとに、実際に使った感想とは分けて紹介しますの
でクリナップのステンレス商品って実際どうなの?と悩んでいるあなたへ参考になれば嬉しいです!
クリナップのキッチンを22年使って分かったこと|我が家のS.S.-06とは?

標題のアイキャッチ画像⇧が新築を建てる前にクリナップのショールームでプランを作成してもらったプラン図と、検討用に隅から隅まで閲覧していた実際のカタログ写真です。
結論から先に言えば、クリナップのキッチン、とりわけステンレス素材を選択して大正解でした。
詳しくはこの後詳細に記事にしていますのでキッチン選びに悩んでいるあなたへ是非参考にしてもらえると嬉しいです。
2004年の見積書に残っていたシリーズ名と当時の価格

標題アイキャッチ画像⇧が当時22年前(2004年当時)に新築の家に設置したクリナップのキッチンの写真です。
特徴をまとめるとこんな感じのキッチンで今でも見た目も変わらず使い勝手が良く、非常に満足しています。

我が家で採用したのは、クリナップのステンキャビシステムキッチン「S.S.-06」です。
手元に残っていた見積書の日付は2004年1月5日。当時の商品仕様や価格を確認できる貴重な資料です。
見積書に記載されていた金額は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 商品明細合計 | 2,278,400円 |
| 搬入・施工費 | 167,400円 |
| 見積合計 | 2,445,800円 |
下記は、当時の見積もり明細書と見積金額の表紙になります。



一番気になる、施主の私に請求された金額は果たしていくらか?ですがその前に商流をお伝えすると
新築時の工事請負先の工務店が住宅設備機器をガス工事ルートの販売施工店から仕入れていました。
なので工務店は私がクリナップで見積もりしてもらった明細のまま工務店から⇨ガス販売施工店⇨大阪ガス住設⇨メーカーの流れで注文となります。
この商流にもし追加で他に複数店が間に入れば当然施主である私への請求価格(仕切り)は上昇します。
メーカーからの物流費や工場原価にもよりますが、キッチンのような箱物になれば、一次店卸価格(仕切り)は定価の45%前後ではないでしょうか?
もちろん一次店への年間数量契約価格で安く仕切りを設定したり、購入先との力関係などこの仕切り価格は商流によって変化します。
我が家の場合、見積価格の材工合計¥2,445,800に対し工務店からの請求金額は¥1,451,000でした。
定価(材工)の59,3%で約4割引価格となります。
ここで補足ですが、工務店からの請求は、良心的で工務店に対しての請求金額のまま工務店の利益(本来なら仕切りに10ポイント前後は利益が乗ります)は一切オンせずに御請求いただき、少しでも予算削減になり助かりました。
金額については、このようなメーカー特有の商流により販売手数料や仕切り価格の違いなどで変わりますので参考にされると良いでしょう!
ステンレスキャビネットと引き出し収納を採用

我が家のS.S.-06には、ステンレスキャビネットをはじめ、コンロ側やシンク側のフロアコンテナ収納、2段引き出しなどを採用しました。
また、ワークトップはステンレス製で、扉のカラーはクレープグリーン(当時は廃番前で色味が我が家にぴったりでした)です。
現在まで使用してきて、特に満足しているのはステンレスの清潔感と、引き出しの使いやすさです。
22年も使えば、引き出しの動きが悪くなったり、キャビネット内部が傷んだりするのではないかと思う方もいるでしょう。
我が家では、引き出しのレールに不具合が出たことはなく、キャビネット内部にもサビや膨らみ、腐食などは見られません。
もちろん、使用環境や手入れの状況によって状態は変わりますが、我が家の実例としては、長期間使っても満足できる部分が多いキッチンです。
食洗機・整水器・オートムーブなどの設備も充実

⇧(写真は我が家のオートムーブ吊り戸棚)当時の見積書には、キッチン本体以外にもさまざまな設備が記載されています。
主なものを整理すると次のとおりです。
| 設備 | 22年間使って感じたこと |
|---|---|
| 引き出し収納 | レールがスムーズで、現在も快適 |
| ビルトインの水処理設備 | 現在も毎日使っており、満足度が高い |
| オートムーブシステム | 小物や水切りザルなどの仮置きに便利 |
| 食洗機 | 設置したものの、最初の数回以外はほとんど使わなかった |
| 背面カップボード | 収納力は十分すぎるほどある |
| 家電収納庫 | 炊飯器やオーブントースターを置けて便利※蒸気吸い込み換気付き |
なお、見積書では水処理設備は「アルカリイオン整水器」と記載されています。
記事では、実際に使っている設備の呼び方と見積書上の名称を区別しています。
設備は多ければよいというものではありません。
長年使ってみると、毎日使うものと、ほとんど使わなかったものがはっきり分かれました。
クリナップのキッチンを22年使って分かった耐久性

耐久性に関しては、この記事を書くに当たり全てのパーツを確認してみました。
引き出しレールの開閉のスムースさや開き戸のがたつき、オートムーブの電動昇降具合や引き出し内部と奥の見えないキャビネットの汚れ具合、そして小さなパーツ、例えば引き出しのサイドを形成している側面格子の劣化具合などです。
どこも正常で何ら修理や交換すべき場所は、ありませんでした。
引き出しのレールは22年経ってもスムーズに動く

⇧(写真は我が家の下段蹴込み収納内部)我が家のキッチンで、特に満足しているのが引き出しの動きです。
購入時にこだわったのが、クリナップのサイレントレールでした。
引き出しを閉める際、最後の部分で静かに引き込まれる動きが気に入っていたからです。
そして22年使った現在も、引き出しはスムーズに動き、閉まるときの感触も新築当時とほとんど変わっていません。
引き出しのレールを修理・交換したこともありません。
シンク下の収納の開閉時に掴む長い取っ手については、端部のコーナー接続部分が少し曲がってきた程度です。
一方、背面収納の引き戸レール扉については、一度メンテナンスに来てもらったことがあります。
キッチン本体の引き出しと背面収納では、状態が異なるというのが我が家の実体験です。
22年間使っても、毎日開け閉めする引き出しの使い勝手がほとんど変わらないことは、大きな満足点です。
ステンレスキャビネット内部はサビや腐食もなく良好

ステンレスキャビネットを採用して良かったと感じるのは、長期間使用したときの清潔感です。
我が家では、キャビネットの底面や側面にサビ、膨らみ、腐食などは発生していません。
水漏れや湿気によって収納内部が傷んだ経験もありません。
以前使用していた木製キャビネットと比べても、ステンレスの清潔感には大きな違いを感じています。
ただし、すべての部材がステンレスというわけではありません。
引き出しは底面がステンレスで、それ以外の部材には汚れが付くと掃除が大変な部分もあります。
長期間使っていると多少の汚れは付着しますが、どこのパーツも水拭き程度でも簡単に汚れが落ちるのでキャビネット本体の状態には現在も満足しています。
シンクやワークトップには経年変化もある

⇧(写真は我が家のステン天板の現在)キャビネット内部は良好ですが、シンクやワークトップにまったく変化がないわけではありません。
我が家のシンクは、目立つ線状の傷はほとんどありません。
ただし、シンク底面には凹み傷が2か所ほどできています。
また、水アカは掃除をしないでいると目立ってきます。
ワークトップも全体的にはきれいですが、よく見ると所々に変色があります。
正直汚れがあるかどうかは、意識して見ないと分からないのが実際のところです。
普段の掃除では、シンクは中性洗剤やクリームクレンザーなどを使い、天板は、我が家では汚れがひどいときにメラミンスポンジでこする程度です。
ただし、天板やシンクの素材・仕上げによって使用できる掃除道具は異なるため、同じ方法を採用する場合は取扱説明書を確認した方が良いでしょう。

⇧上の写真のように真ん中当たりに白く光って見える場所が、やってはいけない掃除方法として研磨材入りのシンクに使うような道具を使用すると写真のようになります。

注意点としてこのような研磨材入りの掃除道具は、ステンレス天板に使用はNGです。
この目立つ箇所も見る角度と光加減では、ほぼ分かりません。
このように、22年経っても大きな問題なく使えている部分がある一方、ステンレスでも水アカや傷、変色がまったく発生しないわけではありません。
交換した設備は水栓とガスコンロ

22年でこれまでに交換した主な設備は、水栓金具とガスコンロの2つです。
| 設備 | 交換時期 | 費用 |
|---|---|---|
| 水栓金具 | 使用開始から約15年 | 約3万~4万円(材工とも) |
| ガスコンロ | 使用開始から約18年 | 212000円(材工とも税別) |
水栓金具は約15年目に交換し、費用は3万~4万円程度でした。
ガスコンロは18年目に交換となり交換前はガラストップで交換後はアルミトップのグリルコンロにしました。
当時ガラストップは掃除が楽で強化ガラスが売りでしたが、結局ガラストップが破損しその割れ目より水や油など染みこむ原因になるので交換となりました。

⇧交換後のガスコンログリル(アルミトップ)
一方、引き出しのレールやキャビネット本体については、修理・交換の必要はありませんでした。
クリナップは、キッチン本体の寿命を約20年、レンジフード・コンロ・水栓などの設備機器は約10年を目安として案内しています。
参考:クリナップ公式:キッチンリフォームの基礎知識
これは必ずその年数で壊れるという意味ではありませんが、我が家の水栓金具やガスコンロも、キッチン本体とは違う早めのタイミングで交換することになりました。
クリナップのキッチンを22年使って感じたメリット5選!

今度は、22年経過して使い勝手や採用した設備オプションなどのメリットデメリットをお伝えしていきます。
プラン図面を見てから記事を読んでね!



1.ステンレスキャビネットの清潔感と耐久性に満足

⇧(実際の我が家のキャビネット内部の写真です)長く使って最も満足しているのが、ステンレスキャビネットです。
22年間使っても、キャビネット内部(引き出し以外の箱内部は全てステン貼りです)にサビや腐食、膨らみがなく、清潔感を保っています。
以前使用していた木製キャビネットと比較しても、ステンレスの方が汚れを拭き取りやすく、長年使ったときの安心感があります。
特に当時から引き出し本体の底板がステンレスなのも購入する決め手の1つでした。
-
キャビネット内部にサビや腐食が発生していない
-
水漏れや湿気による傷みがない
-
汚れが付いても拭き取りやすい部分が多い
-
収納内部の引き出しを含めた部材なども、目立った色あせや劣化がない
現在のクリナップでも、CENTROとSTEDIAはステンレスキャビネットを標準装備しています。
昔からステンレスを採用したキッチンを使っている立場として、素材の清潔感は今でも評価したいポイントです。
2.引き出しが多く、小物から説明書まで収納できる

⇧(写真は我が家の引き出し内部)我が家では、引き出しの数が多いことも便利だと感じています。
調理器具や小物だけでなく、家電などの説明書まで収納できるため、必要なものをまとめてしまっておけます。
足元収納もあり、収納場所にはかなり余裕があります。
また、普段使いの調理器具は取り出しやすい位置に配置しているため、調理中に何度も移動することもありません。
一方、収納量が多いからこその問題もあります。
奥に入れたものはほとんどそのままになりやすく、鍋やフライパンも、ほかのものを収納するためには重ねる必要があります。
それでも、収納の基本的な使いやすさには満足しています。
3.オートムーブシステムは22年経っても便利

⇧(写真は我が家のオートムーブ吊り戸を下ろした状態)我が家の吊戸棚には、オートムーブシステムを採用しています。
ペットボトルや小物、水切りザルなどを目線の高さに下ろして仮置きできるため、日々の家事で重宝しています。
特に満足しているのは、22年以上経過しても昇降機能が壊れず、現在も使えていることです。
キッチン設備は、購入したときに便利でも、長く使ううちに動きが悪くなることがあります。
その点、我が家のオートムーブシステムは、今でも役立っている設備の一つです。
4.背面カップボードの収納力が大きい

⇧(我が家の背面収納全景)我が家の背面収納は、幅約2,700mmの大型カップボードです。
食器や家電だけでなく、缶ゴミやプラスチックゴミを分別するためのゴミ箱も収納でき、用途に応じた収納力には満足しています。
家族からも好評なのが、お菓子専用の収納場所として使っているトール収納の引き出しです。用途を決めて収納を使い分けることで、必要なものを取り出しやすくしています。
ただし、背の高さより上の食器を取り出すときは不便です。
また、収納量が多いため、奥にしまったものを長期間使わないこともあります。
収納は多ければ多いほどよいというわけではなく、使う頻度に合わせた配置が大切だと感じています。
5.ビルトインの水処理設備は毎日使うお気に入り

⇧(我が家愛用の浄水器)我が家で最も付けて良かったと感じる設備の一つが、ビルトインの水処理設備です。
見積書ではアルカリイオン整水器と記載されており、現在も毎日使用しています。
設置してから長く使い続けていることからも、我が家の生活に合っていた設備だと感じます。
何しろミネラルウオーターはこのアルカリ浄水器があるおかげで購入することがなくなりました。


定期的にクリナップよりカートリッジ交換案内の注文はがきが届きます。
我が家では、交換時期は、使う頻度によるとは思いますが平均で3~4年は持っていますのでコスパは良いほうではないでしょうか?
一番安いカートリッジで除去能力: 3物質(遊離残留塩素、総トリハロメタン、濁り)なら¥12,650(税込み)で宅急便で届きます。
他に除去品目を10種類以上にするなら値段は上がっていきます。
また交換も含めた対応なら工賃も含んで上がりますので参考に!
一方で、食洗機は最初の数回程度しか使用せず、その後はほとんど使わなくなりました。
この経験から、キッチンの設備は「付けられるものをすべて付ける」のではなく、実際の生活で使うかどうかを考えて選ぶことが大切だと思います。
クリナップのキッチンを22年使って感じたデメリット5選!

基本的には、満足出来る一方、生活していく中であったらいいねの設備があります。
これらは、日々メーカーが最新の設備を発売し顧客ニーズに応えているのが現状ではないでしょうか?
我が家で感じるデメリットを参考にこれら最新のキッチン設備も検討してみることをお薦めします。
1.レンジフードの掃除は今でも一番大変

22年間使ってきて、掃除で最も手間がかかると感じるのはレンジフードです。
コンロ周りや排水口も定期的な掃除が必要ですが、特にレンジフード周りは汚れが落ちにくく、部品を外す作業にも手間がかかります。
結局のところいつしか掃除頻度は減少し、数年前に溜った汚れを除去すべく「くらしのマーケット」の口こみから確認して費用を払って年末に掃除を頼んでみました。
年末の大掃除で避けて通れないのがキッチンの換気扇汚れ 頑固な油汚れと複雑な形状に目を背けたくなりませんか? 換気扇を目の前にしてこのように思いませんか? この油汚れは手強い!掃除する時間がない! […]
掃除の大変さ以外に1つ良い点は、我が家のレンジフードには、当初からガスコンロの作動に連動する換気スイッチが付いています。
コンロを使うと換気が連動し、電源も自動でオフになる仕組みは、現在も使いやすいと感じています。
つまり、操作の便利さには満足しているものの、掃除の負担は残っているということです。
現在のクリナップSTEDIAでは、選択できる機能として「洗エールレンジフード」が用意されています。
給湯トレイにお湯を入れてボタンを押すと、ファンフィルターを自動洗浄する仕組みです。
参考:クリナップ公式;洗エールレンジフード
メーカーの検証では、一般的なフィルターの手洗いと比べ、2か月で約90分の掃除時間短縮、約55Lの節水が示されています。
実際に使用した感想ではありませんが、レンジフードの掃除が一番の悩みである我が家から見ると、魅力的な機能です。
2.食洗機はほとんど使わず、我が家には不要だった

⇧(我が家のお蔵入りした食洗機)我が家のキッチン選びで、はっきり後悔している設備が食洗機です。
新築時にはビルトインの食器洗い乾燥機を設置しましたが、実際に使ったのは最初の数回程度。
その後はまったく使用せず、交換もしていません。
浅型のプルオープンタイプだったので食器類がほとんど入らない為一度で洗うには、やはり手洗いの方が素早くそして洗い残りを防げるのが、使わない最大の理由です。

当時は便利だと思って付けたものの、実際の暮らしでは使う習慣にはなりませんでした。
食洗機を付けたこと自体が失敗だったというより、我が家の生活スタイルに合っていなかったというのが率直な感想です。
次にキッチンを選ぶ場合も、我が家では食洗機を付けない方向で考えています。
ただし、食洗機は家族構成や食器の量、家事の仕方によって必要性が変わります。
よく使う方にとっては便利な設備なので、自分の生活に合うかを考えて選ぶことが大切です。
3.収納量が多すぎて、奥のものを使わないことがある

⇧(我が家の収納量はハンパない)収納量が十分すぎるほどあることはメリットですが、デメリットにもなります。
引き出しが多いので、小物や家電の説明書まで収納できます。
一方で、奥に入れたものはほとんどそのままになりやすく、鍋やフライパンも、ほかの物を収納するために重ねています。
また、カップボードの上段にある食器は、背丈より高い位置になると取り出しにくくなります。

⇧上の写真は、背面カップボードの最下段収納でこれを踏み台(耐荷重100KG)にして天井に近い収納の食器などを取り出しやすくします。

しかし、最下段の収納奥の床を掃除するには、収納をレールから一旦外す必要があり、掃除しにくいと感じています。
収納計画では、収納量だけではなく、使う頻度や掃除のしやすさまで考える必要があると感じました。
4.生ゴミの置き場所を専用で確保すればよかった

⇧(我が家ではメインのゴミ箱置き場がない)大型のカップボードを採用し、缶やプラスチックなどの分別用ゴミ箱を収納できるようにしました。
しかし、実際に使ってみると、生ゴミなどのメインの大きなゴミ置き場を専用に確保しておけばよかったと感じています。

新築時には収納量や家電の置き場所に目が向きがちですが、ゴミ箱の位置も毎日の使い勝手を左右する要素です。
これからキッチンを選ぶ場合は、調理器具や食器だけでなく、可燃ゴミや資源ゴミの置き場所まで具体的に考えることをおすすめします。
5.シンクの水音と家電収納の動作音が気になる

シンクについては、サイズが使いやすく、調理や洗い物の動線にも大きな不満はありません。
ただし、洗い物をしていると、水音でテレビの音が聞こえないほど気になることがあります。
今、新しくキッチンを選ぶなら、静音性を重視したシンクを採用したいと考えています。
また、家電収納庫には炊飯器とオーブントースターを置いています。
炊飯やトースターの作動時に蒸気を吸い込む機能が働くのですが、その動作音が大きい点も気になります。

このように、キッチンの使い勝手は収納量や機能の数だけでは決まりません。
音の大きさも、毎日使って初めて気づくポイントです。
22年前のS.S.-06と最新STEDIAを比較すると何が変わった?

ここからは、我が家のS.S.-06と現在のクリナップSTEDIAを比較します。
ただし、現行STEDIAは実際に使用した製品ではありません。
以下は、当時の見積書・図面とクリナップ公式サイトの仕様を比較したものです。
| 比較項目 | 我が家のS.S.-06 | 現在のSTEDIA |
|---|---|---|
| キャビネット | ステンレスキャビネット | ステンレスキャビネットを標準装備 |
| 収納 | フロアコンテナ、2段引き出しなど | ツールポケット、スライドボックスなど |
| ワークトップ | ステンレス製 | 美コートなどの仕様を選択可能、木製天板も選択可能 |
| シンク | Kシンク | 流レールシンクなど |
| 静音性 | 洗い物の水音が気になる | 美・サイレントシンクを選択可能 |
| レンジフード | コンロ連動型で換気操作が便利 | 洗エールレンジフードを選択可能 |
| 背面収納 | 大容量カップボード、家電収納 | 用途に合わせた収納や対面ユニットを組み合わせ可能 |
ステンレスキャビネットは昔から満足している部分

我が家のS.S.-06は、当時からステンレスキャビネットを採用していました。
22年間使っても、キャビネット内部にサビや腐食はなく、現在も清潔感に満足しています。
現在のSTEDIAも、ステンレスキャビネットを標準装備しています。
そのため、素材そのものが新しくなったというより、収納内部の工夫や清掃性などを含めて比較するのが適切です。
収納は引き出しの数だけでなく整理しやすさも進化

我が家のS.S.-06も、当時から引き出し式収納を採用していました。
実際、22年経ってもスムーズな開閉を維持している点には満足しています。
現在のSTEDIAでは、ツールポケットやスライドボックスなど、調理器具や小物を整理しやすくする収納機能があります。
収納量に不満はない我が家ですが、奥に収納したものが使われずに残ってしまうことはあります。
収納を選ぶ際には、容量だけでなく、必要な物をすぐに取り出せる構造かどうかが重要だと感じています。
シンクは静音性を重視して選びたい

⇧(我が家のシンクは広いが静音性に乏しい)我が家のシンクは大きさや使い勝手には満足していますが、洗い物をしているときの水音は気になります。
現在のSTEDIAでは、流レールシンクに加え、仕様によっては美・サイレントシンクも選択できます。
実際に使用して比較したわけではありませんが、次にキッチンを選ぶなら、シンクの大きさだけでなく静音性もショールームで確認したいポイントです。
レンジフードは掃除のしやすさを重視したい

⇧(写真は、我が家の現役で動いているレンジフード)我が家のレンジフードは、ガスコンロと連動して動くため操作が便利です。
一方で、掃除には今でも手間がかかっています。
現在のクリナップには、ファンフィルターを自動洗浄する洗エールレンジフードがあり、清掃作業の負担を減らす機能として魅力を感じています。
ただし、自動洗浄機能があっても一切掃除が不要になるわけではありません。
機能の内容や手入れの範囲を確認したうえで選ぶことが大切です。
20年以上使ったクリナップと最新キッチン、どちらが使いやすい?

元々クリナップというメーカーはキッチンと言えば他メーカーよりも早く先進的機能を取り入れたメーカーです。
このようなメーカーなので当時からキッチンはクリナップと決めていました。
今でも変わらず魅力あるキッチンを提供しているメーカーだと思います。
我が家では、昔のキッチンでも満足できる部分が多い

22年間使用して感じるのは、キッチンの使いやすさは最新機能の多さだけでは決まらないということです。
我が家のS.S.-06は、引き出しの開閉、ステンレスキャビネット、オートムーブシステム、整水器など、現在も満足して使っている設備が複数あります。
特に、引き出しとオートムーブが長期間使えていることは、購入時の選択が我が家に合っていたと感じる部分です。
一方で、最新キッチンに魅力を感じる機能もある

反対に、今のキッチンを見て魅力を感じるのは、清掃性や静音性を高める機能です。
我が家ではレンジフードの掃除に手間がかかり、シンクの水音も気になります。
そのため、洗エールレンジフードや美・サイレントシンクは、次に選ぶなら検討したい機能です。
最新の機能をすべて採用するのではなく、長年使って不便だと感じた部分を改善するために選びたいと思います
クリナップのキッチンを20年以上使った結論|今、新築するならもう一度選ぶ?

迷うことなく再度キッチンを選ぶならクリナップです!
もう一度選ぶなら、ステンレスキャビネットと引き出し収納は外せない

⇧(我が家の収納量バツグンの引き出し内部)我が家のS.S.-06は、22年間使ってきた現在も、ステンレスキャビネットと引き出し収納に満足しています。
特に、引き出しレールに不具合がなく、開閉の滑らかさが維持されていることは、長く使ううえで大きな満足点です。
そのため、次にキッチンを選ぶ場合も、ステンレスキャビネットと使いやすい引き出し収納を重視したいと考えています。
今ならシンクの静音性とタッチレス水栓を検討したい

今、新築するなら追加・変更したいのは、シンクの静音性とタッチレス水栓です。
洗い物の水音が気になるため、シンクは静音性を重視して選びたいと思っています。
また、水栓を新しくするなら、手が汚れているときにも操作しやすいタッチレス水栓を検討したいところです。
反対に、食洗機は我が家ではほとんど使わなかったため、次は付けない方向で考えています。
背面収納は天井までの高さよりも、使いやすさを優先したい

⇧(我が家の背面収納は天井高まである)我が家のカップボードは収納力に満足していますが、背丈より高い位置の食器は取り出しにくく、最下段の床掃除にも手間がかかります。
次に選ぶ場合は、天井までの高さを確保することよりも、日常的に使う物を取り出しやすい位置に置くことを優先したいと思います。
また、可燃ゴミや生ゴミなどの専用スペースも、設計段階から確保したい部分です。
まとめ|クリナップのキッチンは22年使っても満足できる部分が多かった

我が家で22年間使ってきたクリナップS.S.-06を振り返ると、ステンレスキャビネットや引き出し収納など、現在でも満足している点が多くあります。
特に、引き出しのレールやオートムーブシステムが長期間問題なく使えていること、キャビネット内部にサビや腐食がないことは、実際に長く使って分かった大きなメリットです。
一方で、食洗機はほとんど使わず、レンジフードの掃除やシンクの水音には不満があります。
背面収納も容量には満足していますが、高い位置の物の取り出しや、収納下の掃除には手間がかかります。
今回の経験から、キッチン選びで大切だと感じたのは、単に最新機能を多く付けることではなく、毎日使う設備を重視し、実際の生活に合う収納や機能を選ぶことです。
これからクリナップのキッチンを検討する方は、メーカーの機能や価格を比較するだけでなく、ショールームで引き出しの動き、シンクの音、収納の高さ、レンジフードのお手入れ方法などを確認してみてください。
長く使うキッチンだからこそ、購入時の見た目や価格だけでなく、毎日の使い勝手まで考えて選ぶことをおすすめします。
このようにクリナップならあなた家族のキッチンライフを長期間ストレスフリーで維持できます。
