理想の生活空間ならフルリノベーション一択!
この記事にたどり着いたあなたなら、これから住みたいと思う住空間に相当なこだわりがあるに違いありません!
住空間にこだわりを持ってこそ、どんなにつらいことがあったその日でも、そのこだわりの空間で1日を癒やせば、また明日への活力がみなぎってきます。
フルリノベーションが生活を豊かに出来る理由
中古のマンションを買って内覧をした時に、前のオーナーの部屋のまま引っ越して住むという事は無いはずです。
そこで手を加える方法に大きく分けて次の3種類の改装の仕方があります
リノベーション前に知っておきたい
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- 見た目で汚れているクロス(壁紙)とかCF(クッションフロアー)シートの張り替え
建て付けの悪い扉や備品などの修繕 - 一番多いのが、トイレやユニットバス、キッチンなどの水回り品を新品にして入れ替えてしまう
- 費用はかかるが、室内全体を自分好みのレイアウトにして新築のようにリノベーションする
上の①~③が大きく分けるとリフォームの方法です
①と②は、生活をする上での最小限のリフォームのやり方で、すぐにでも新居に引っ越したい人向けです。
ほとんどの場合、その新居を購入した目的は、立地などの利便性や価格重視での購入理由になります。
③こそが、多少利便性が悪くても、今から生活するためには、自身や一緒に住む家族にとって将来ずっと暮らしやすくて居心地の良い空間に身を置きたい人向けになります。
それがフルリノベーションの方法で生活を豊かに出来る唯一の改装工事方法になります。
新築マンションを購入してからでは手遅れ!
タイトル見出しの上の写真は、私が初めて新築マンションを購入した時の間取りの平面図です。
当時今から28年前になりますが、結婚前の住む家を探して決めた3LDKのマンションです。
現在でも新築マンションの間取りレイアウトは、写真と同じく基本的に廊下を挟んで部屋や水回りが配置され、玄関と真反対に横長のリビングとダイニング、今でもこのような間取りが圧倒的に多いです
当時と比べれば、トイレやお風呂、キッチンそして内装に使われる仕上げ材などは、使い勝手も良くなっておしゃれな仕上げに作られています。
結局このようなありきたりの間取りの後悔ポイントはこちら⇩
- 住んでみて分かる個性の無い画一的な間取りは、多様なライフスタイルに僅か数年で合わなくなる
- 設計費用などのコスト削減でマンションを売り出す側の都合に内装仕上げがマニュアル化されている⇨高額な購入費用に見合わない住んでみて初めて気づく動線の悪さが分かる
- 自分好みで選択出来ない設備のキッチンやトイレ、洗面化粧台、お風呂に至るまでよくよく使ってみてわかる便利の悪さ(住人1人1人に合わない)
- 一番の不便さは、収納の容量不足や使い勝手の悪さが顕著に表面化する⇨人はみんな購入した物品との共存で生活を豊かに感じる事が出来るから
フルリノベーションの工事業者選びは?
リフォームや建築業界あるあるで
工事を請け負う側からすれば、オールマイティーではありません!
どういう事かと言えば、可能な工事の種類に得て不得手があるからです
もっと具体的に言えば、新築戸建てと商業ビルを建てる場合は、両方を1つの建築業者に工事を依頼しても両方とも同じように建築できるわけでは無くどちらかしか頼めません
リフォームも同じで、店舗の改装と住宅のリフォームでは、両方を得意とした窓口になるリフォーム店を探すのが難しいです。
フルリノベーション工事も同じで単なるお風呂や給湯器だけ。
あるいは、洗面化粧台とトイレといった器具の取替えのみの工事。
このような部分の取替えリフォーム店なら探すのは簡単です。
しかし長期的目線でライフスタイルごと提案のできるフルリノベーション工事を可能とする業者は、限られてきます。
このようにフルリノベーション工事を依頼する先が一番重要なポイントとなります
中古マンション購入からリノベーション完成までのロードマップ
では、ここからリノベーションの流れを見ていきましょう!
①中古マンションの物件選び
物件選びのポイントは何でしょうか?
- 自分たちの住みたい場所が第一優先順位
- 2番目に駅近か?日常品が簡単に手に入る場所か?医療施設はあるか?などの高利便性の場所(結局長期目線ではこれが大事)
- 3番目に中古価格が落ち着く築20~30年くらいの物件か?
- リノベーション向きの物件かどうか?
基本は、一度もリフォームされていない物件を選ぶこと
理由は、購入価格にリフォーム費用がオンされている
中古マンションの選び方をより詳しく知るにはこちらの記事で分かります⇩
中古マンションってどのように選べば良いかわからない そもそも新築より中古の方が良いのか悪いのか具体的に知りたい できれば、自分たちの好きなようにリノベーションして住みたいけど どんな中古マンションでもリノベ[…]
②物件が決まったらやるべき事
住むべき良い物件が決まれば前後にやるべき事は?
- 物件購入の為の頭金を用意しておく事
- 物件価格以外に仲介手数料、登記費用、ローン保証料など諸費用が必ずかかるので頭金代わりとして用意する。
あるいは、これらの諸費用は、別枠で費用を準備しておく。 - 頭金が無いもしくは、不足金支払いのローン審査への申し込みと審査通過も必須条件
- 物件購入費用だけでなく、リノベーションするための工事費用も用意する
- 工事費用は、物件とは別のリフォームローンへの申し込みが必要な場合がある
③改装工事前の打ち合わせすべき事項
改装工事をする前に工事業者も見つかった場合にその業者と打ち合わせすべき事項は下記のとうりです
- リノベーションをしてくれる工事業者の見積もりを少なくとも3社から取ること
【同時にインターネットなどから実績や口コミなども確認しておく】
3社なら相場費用を2社より比較しやすい
3社から出てくる見積もりの内訳詳細内容も網羅度合いが比較検討しやすい - 自身の改装に掛けられる費用予算を明確に伝える
- あなたやあなたの家族がイメージする間取りや欲しい空間の具体的な写真や参考図面があれば用意する
- 今住んでいる場所での困り事やこうしたいがあれば伝えるようにしておく
- 予算をオーバーしそうであれば、優先順位を付けて削れる所から削ってあとで後悔しないように追加費用が発生したとしてもこだわりたい工事は必ず工事するようにする
- 以上の打ち合わせが終わってから設計内容やコーディネート、デザインなど必ずパースや図面で確認できるようにしてもらう
④改装工事中に確認すべきポイント
いよいよ改装工事が始まりました
工事中でも下記のことは、やりましょう!
- 出来る事なら解体後のスケルトン状態になった現場を覗いておく
この頃になるとそのマンションでの他の住民さんの様子や反応が確認出来る。
また工事中の気になる声が現場に足を運ぶことで雰囲気がつかめる⇨工事業者がちゃんと対応していれば問題は起こらない - 部屋内の間仕切りや造作、設備などの取り付けが進んだ中間くらいにも足を運ぶ
打ち合わせした内容やイメージが形になってくるので自分の目で確認できる - 完成に近づいた頃にも現場を覗いておく
もしかしての打ち合わせと違う仕上がりになっていれば早めの対応をして是正してもらうための措置が必要
⑤完成引き渡しまでにやっておくと安心なのは?
フルリノベーション工事なら規模や仕上げ材の納期などで流動的ですが、約1ヶ月前後になるでしょう
この間を利用して下記の手続きをしておくと安心です
- 引っ越しのための準備
引っ越し業者の手配(繁忙期には特に早めに手配しないと間に合いません) - 家電やカーテンなど新しく購入するインテリア製品など引っ越し前や引っ越し後に使用できるよう準備する
- 住所移転にともなう公共料金や移転の為の役所手続きも準備しておく
- その他にも変更すべき手続きは網羅しておく
リノベーション専門のリノべる。は物件探しからローン、設計まで1ストップ
リノベーション成功への注意点おさらい!
リノベーションを成功に導くための注意点は、たくさんありますが、特に注意すべき点をピックアップしました。
工事前の打ち合わせを円滑に進めるために
- 中古マンションを購入する物件が工事の内容によっては、マンションの管理規約に反する場合があるので事前に確認しておく必要がある。
例)水回りの設備の位置が変更できない
使用する床の材質に制限があるなど - 購入した物件が、壁式構造の為自由なレイアウト間取りに出来ない場合があるので事前に確認が必要
●ラーメン構造と言って梁と柱でマンションが建設されていれば、スケルトン状態にして自由な間取りが可能
理想を現実にするための必要な費用!
- 購入マンション物件には、マンションの維持費として下記が別に必要
●修繕積立金⇨将来のマンションを長持ちさせて資産価値を維持するための費用
●駐車場や駐輪場などの設備管理費用
●管理組合の話し合いで決まった住人が負担すべき費用など - マンションではなく戸建てなら上記費用は、不要だが、維持費や修繕費用は、都度自己負担になる
- より豊かな生活空間を得るためのリノベーションに必要な理想の空間提案費用はやはりプロの設計やコーディネートが実現してくれる。
●こだわりある空間を求めるならこのような費用は必要であると認識しておく
面倒な事は、窓口を一本化「タイパこそが成功への鍵!」
- 中古マンションの物件選び
- 購入物件の契約やローンの申し込みプラス工事費用のローンの申し込み
- 工事業者の選定(リノベーション可能な業者選び)
- 工事の打ち合わせやアフターに至るやりとりの全て
- 新居に必要な家電やインテリアの段取り
今まで書いてきました一連の流れである①~⑤の作業自体が、単体であなた自身がすべて行なうとしたらどれだけの時間と労力が必要でしょうか?
これらをリノベーションを得意としている会社へ一括窓口1本に絞って依頼すれば、時間と労力が劇的に削減できます。
その削減できた時間を折角なら出来上がって近い将来生活できるその空間にもっと考える時間に費やす事が出来ます。
そうすれば、あとで後悔することの無い理想の間取りや気持ちよく暮らせる唯一無二の新築マンションでは実現出来ない理想の空間に住めますよ!
そして現実的に工事費用も物件価格と一緒に長期安定的にローンを組めたりしますので窓口を絞ることが得策と言えます。
まとめ
最近の建築業界は、職人さんの不足そして資材の高騰や少子化により新築需要が今後益々減少していく傾向にあります。
新築戸建ては土地とセットに考えてそれに見合う価格や立地など事前に色々と調べる必要があります。
また新築マンションは、既に私の事例で書いたとうり、同じような間取りや売り出される立地にも限定的な物件が選択の幅を狭める要因にもなります。
その点、中古マンションなら、たくさんある様々な立地そして価格も下げ止まりの築年数を狙えば、あとは、新築には無い、あなただけのオリジナルな間取りや生活空間の仕上げが出来ます。
例え高くても、オリジナルな高価値のある生活空間を最初に作ってしまえば、いつまでも豊かな暮らしが出来ると同時に。
結果それが仕事や、プライベート全ての時間に究極の癒やしや、暮らすことの楽しさに反映されていきます。
この記事が、あなたのリノベーションの成功への近道になれば嬉しいです。