ユニットバスの掃除を簡単にするならまず内装部材を細かく確認!
家の中で使う設備品でも使用頻度が抜群に高くて、数年使えば必ず出てくる悩みが汚れや掃除がめんどくさい!
今まさにあなたが欲しい快適に過ごしたいユニットバスこそが、みんなが後から後悔することになる、使い勝手や掃除への関心度合いが非常に高い生活空間になります。
それに答えるべく各メーカーさんは、カビや汚れ防止を極限に無くそうと毎年新商品を世に出すたびに少しずつ進化させています。
この記事では、掃除を楽に出来てカビや汚れから解放されるためには、どこを見れば良いか?
少し視点を変えたユニットバスの特徴を参考にすることで、掃除以外にもずっと心地よく疲れも癒やせるバスタイムが過ごせます。
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浴槽編~
主要メーカー※さんもサイズやシリーズでの限定オプションにはなりますが、浴槽内を自動で洗浄出来る機能があります。
※この記事では、TOTO、LIXIL、タカラスタンダードさんの商品を基本に記事構成しています。
私の家では、旧INAX(現LIXIL)のユニットバスを長年使用して最近のシステムバスと比較しての進化発展したおすすめポイントも記載しています。
デメリットは、各社オプション設定なので定価が12万~19万9千円ほど高くなる
注意:金額はR5年7月現在のメーカー設定金額に基づいています
そのようなオプション品については、私の経験上、将来メンテナンスが必要にる場合があります。
このような理由から採用検討する場合は、注意が必要です!
浴槽周りで見るべきポイント2つ!
①浴槽の前カバー(エプロンと呼びます)の上部と浴槽の縁との段差!
カビや汚れの原因になる大敵は、水分の滞留です!!
上の写真のように浴室内は、至る所が水分だらけです。
浴槽から溢れ出たお湯や体を洗っているときの飛散水が、このような段差にいつまでも溜ったままで、翌日になっても乾きません!!
そして微妙な隙間に表面張力により水分がいつまでも滞留して時間が経てば汚れの温床の隙間にもなります。
浴槽と前板(エプロン)との接点が、水分を流れやすくなるように丸みをおびた形状になっている。
そしてその隙間は、端から端まで均一なので部分的に水分が滞留しません。
掃除するときは、スポンジでサッとなぞるだけ!
同じように洗い場のお湯や水分は、このRになった形状のお陰で滞留することなく床へと流れていきます。
そして浴槽周りで見るべきポイント2つ目
②浴槽の下、すなわちユニットバスの構造上浴槽を載せる為に必要な床パン!
写真⇩の浴槽周辺は、壁と浴槽との間に隙間がありません。
この仕上がりが、浴槽の下(床パン)にお湯や水分の侵入を防ぎます。
なので浴槽下の恐ろしい湿気やカビ汚れそして手の届かない浴槽の裏側の掃除から解放されます!!
洗い場床編~
洗い場の床は、各メーカーとも水分が排水溝へ流れやすくして乾きやすくなる構造になっています。
床については、ショールームで実際の床を歩いた感じとか、床パンの裏側が断熱材を貼っている仕様かどうか?などの基準で選べば問題ないでしょう!
洗い場の床端部周辺と壁パネルとの接点に注目して下さい(斜線部)
写真では確認しずらいですが、斜めに勾配が付いています!
ユニットバスは、防水と仕上げのためのコーキングと呼ばれる充填材を壁と床が取り合う隙間に打ち込みます。
このような箇所は、壁パネルに付いた水滴や洗い場のお湯や水分の汚れが大量に押し寄せます!!
結果的に☞カビや汚れを防止できる!
全ての床パンがこのような構造ではないが、このような視点で言えば、床の端部が少し立ち上がった洗い場の上に壁パネルが載っていれば、汚れや水分が滞留しにくいので確認してみましょう!
洗面器台編~
洗面器を置く台もユニットバスでは、常備品になっています。
洗面器だけではなくシャンプーやその他小物類も所狭しと置かれているでしょう!
この洗面器台周りも水分や頭を洗うなど、かなりの量のシャンプーや皮脂汚れでその周辺の壁パネルも同時に汚されます!!
最近のユニットバスは、洗面カウンターを取り外せる仕様になっています⇩
取り外しは、両手で簡単に取り外せます。
メリットは下記です⇩
●脱着可能なので洗面カウンター本体もひっくり返してまるごと掃除がしやすい
●洗面カウンター自体不要になったときは、外して保管すれば、お風呂が広く使える
タカラスタンダードならショールームを活用すれば掃除の楽なユニットバスを体験できる参考の記事は⇩
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扉の選び方今時のユニットバスの扉は汚れるのか?
各メーカー扉周り(折り戸や開き戸)の汚れ防止の工夫がされています。
扉の汚れ防止の工夫が分かる記事はこちらでも紹介しています⇩
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おすすめの引き戸が掃除簡単、汚れ防止に進化を遂げた!
引き戸をユニットバスに採用するだけでメリットは多数あります。
しかし引き戸であるがゆえにレールが邪魔になり汚れやすかったのも事実で世間の声ではデメリットでした。
上の写真は、引き戸仕様のユニットバスです。
真ん中に引き戸を引っ張るために隙間がありますが、その両サイド(写真で表現するなら上下に)に化粧の上蓋カバーがハマっています。
その化粧カバーをはずすと⇩
写真では、ユニットバスの洗い場側から見た状態で、化粧カバーがはずされてステンレスの真っ平らな面が見えます。
今度は、扉を引く方向のレール下にある同じ化粧カバーを引っ張り出した状態を見てみましょう
それからその化粧カバーを完全に取り外した状態です⇧。
引き戸奥のレール溝も同じように真っ平らになっており掃除が非常にし易く汚れにくい設計になっています。
引き戸扉自体が下のレールに乗っかるのではなく吊り戸式になっていますので引き戸本体はそのままでもレール溝の掃除が可能です。
引き戸(2枚引き戸)を閉めた状態がこちらの写真です。
扉は、上部でつられた状態なので溝のそうじもし易いのがお分かりかと思います。
内装設備にこだわれば、快適なバスタイムが可能に!
快適なバスタイムを過ごす為には、どうしたら良いでしょうか?
高級志向で至福の時を過ごすなら打たせ湯やジェットバス、照明にもこだわれば、最高の癒やしが手に入ります。
手に入れようとすると、どのメーカーも、オプション品なので高額になります。
汚れ防止や生活空間の位置づけで考えれば、便利な内装品が1つでもあればストレスが溜りません!!
ヌメリを無くす棚の選び方
最近のユニットバスは、棚にも汚れに気を配った内装品が選べます
棚はあくまでも見た目が重視で掃除もお手軽にできるように2重構造の棚⇧が選べます
⇧おすすめなのが棚は壁に固定式だが、ボトルを置く台が格子状なのでボトル裏のぬめりや水分が棚上に溜りません!
特に掃除もしなくても乾きやすい構造の棚です。
あるいは、今はやりのマグネット式取り外し移設可能な棚⇧もメーカーのシリーズによっては選べます
マグネット棚を壁から取り外す時に結構な力が必要なので重たいボトルも2、3個置けそうです。
上の写真のようにめがねや歯磨き粉その他小物類を浴室に持ち込む為の仮置き台の棚なんかもあります。
お風呂に入る度に歯磨き粉と歯ブラシの置き場所に困りませんか?
さらに一歩前進排水溝
ユニットバスの選び方と進化した設備もこちらの記事でも紹介しています⇩
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ユニットバスのもう1つの掃除に関してめんどうなのが排水溝の掃除です。
LIXILのメーカーではさらに排水口部材が進化しています。⇩
我が家でも排水口の掃除は、いつも、ひと呼吸置いてから処理します。
髪の毛が排水口の網に引っかかってしまい、手づかみしながらどうしても息を止める自分がいます(; ;)ホロホロ
写真の商品名”パッとくるりんポイ排水口”なら髪の毛がまとまっているので捨てるときには片手でゴミ箱へポイです!!
ユニットバスはシンプルにすればするほど快適な空間事例
この記事のタイトルどうりの【掃除が簡単】を実現させるためには、浴室内の見た目をすっきりとさせることにつきます。
どういう事かと言えば、突起物や水分をまともに受けてしまう形状をした設備品や棚などの取り付けを最小限にすることです。
ミラーも不要、洗面器台も不要、棚も不要にして究極は浴槽と水栓金具、シャワーヘッドだけにできるのであれば、掃除もすごく簡単です。
シンプル過ぎるのも、なかなかそうはできないでしょうから
例えばこのような感じのユニットバスではないでしょうか?
扉は引き戸にすれば空間が広く感じ使い勝手も良いです。
シャワーのみを使うなら上からの吐水シャワーヘッドを写真のように備えることでライフスタイルの変化に対応出来ます。
棚は、先程の小物(めがねや歯ブラシなど)の仮置き場程度の取り付けにして、シャンプーやリンスなどのボトル置き棚は、水はけの良いグレーチング(格子状の台)棚なら掃除をしなくても済みます。
壁パネルの色やバリエーションを、あなたのお好みにすれば、シンプルでもあとで後悔することは無いでしょう!!
まとめ
この先も続くであろう悩み事の1つ
掃除のめんどうさやタイパ(時短)と呼ばれるライフスタイルを求めるあなたのために!
掃除を楽にできてお風呂を便利な空間にするには、この記事を参考にすることで最適な商品が必ず見つかります。
それを見つけてユニットバスにコーディネートするだけで快適な空間が手に入り毎日の疲れもいつの間にか癒やされています!!