DIYで作る収納棚2×4材の加工でどんな重い物でも載せれます!ガレージ収納の事例

  • 2022年1月18日
  • 2023年11月4日
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DIY
コロナ渦でDIYブームになってますが、そんな中、既製品の棚をさがしてみたけど
高価な上に、都合良く家に合うジャストサイズの棚がないのであれば、いっそのこと自分で作りましょう!
私は、家の構造を頭に浮かべて、実際に作ってみました。
その甲斐あって、重たい車のタイヤ4本共きれいに棚に収納できました。
あなたもタイヤでなくても、重ねると重たい本や雑誌、重さを気にせず何でも置ける収納棚を作ることができます
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DIYで実際に外部収納庫をガレージ内に作ってみた!

こちらが、ボックスガレージ内に棚を作って物を配置した収納庫(メインは、ミニバン用の交換用にはずした標準タイヤを保管するため)

状況をちょっと分りやすく説明します。

私の家は、1階が車庫になっていてコンクリート製のボックスガレージです。

ある意味、車と一緒に、外部収納庫代わりに物を乱雑に置いていました。

特に4本のタイヤを壁にもたれさせたタイヤの上にまた物を重ね置きしていたので、間に挟まっていたものを引き出すのがめんどくさくなった結果、とうとうDIYに着手しました。

大きさの詳細の写真です  こちら↓

実際に作った、収納の大きさです。

W2360は、ボックスガレージの幅ほぼ一杯近くまで伸ばしました。

ちょっと見えずらいですが、ガレージの構造上両サイドが斜めになっているため棚を支える脚に引っかからない手前に長さを調整したためです。(本当は、もっと一杯まで幅を確保したかったですが、、、)

棚の高さは、H1800で元々の2×4材の寸法が1本が6フイート(1820ミリ)を数本買って土台になる脚と天井までの高さを考慮して、主軸の柱として6フイートの2×4材を同寸法で320カットして1500に揃えて制作してます。

奥行きは、D520あります。(数字は全部ミリ単位です)

初心者必見!2×4材でDIYした収納棚の作り方。

DIY収納棚の基本構造。柱、梁、床 編~

説明の前に下記の建築中の住宅の写真をご覧下さい。

木造住宅の柱や梁、1階や2階の床など基本構造になるお近くにある建築中の住宅があれば、見て下さい。

この構造がある程度理解できれば、DIYで重量物を載せれる収納がつくれます。

もう1つ参考にこちらも

この場合は、木造住宅を例にしていますが、家って改めて思いますが、たくさんの柱やその柱と横につなげる梁と呼ばれる横架材で2階以上の重量物も支えています。

そんな家が、生活する人たちを安心安全に暮らせるように守ってくれるんですから。

こんな、知恵をDIYに利用しない手はないと思い、家の構造の基本をまねして今回柱や梁を2×4材に見立てて、作ってみました。

少し長くなりますが、2階の床の重みは、梁(横材)に伝わりその重量は、今度は縦の柱にその力が伝達されます。

柱に伝わった重みは、柱を支える土台に伝わって、最後は、設置面の地面(床面)へ伝達されていきます。

なのでこの理論だけで普通に、100KGでも200KGでも棚に置いたとしても柱が多ければ多いほどその本数分に均等に重量がかかるようにすれば、怖くはないということです。

では早速。この論理でどのように作っていったか見ていきたいと思います。


先程の建築現場写真と同じく基本は、縦の柱と柱同士をつなぐ横材の梁、あとは、物を乗せる床面をその梁の上にのせるといった、簡単な構成で作っています。

ここでポイントは、

縦の柱1本は、2×4材を2本重ねて、柱は計6本建て、ビス留めにして89ミリ×76ミリの太い角材柱にしたこと。

床面は、厚み12ミリのコンパネ下地材を利用して裏側に補強用に30角の木材を取り付けたこと。

ホームセンターを上手く活用して適材適所に材料を当てはめましょう!九州のハンズマンが本州初の大阪に出店こちらの記事も参考に⇩

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DIY収納棚で積載重量物に耐える為の作り方。土台と脚 編~

今度は、説明の前に実際の建築現場の土台ですがここでは、大引きと言われる床面を支える横


引きの土台を各所に束と呼ばれるコンクリート製の床束を使用して、支えている写真を参考に

ご覧下さい。

収納棚であっても、棚に置くすべての物を安心安全に支えることのできる土台と脚を作る必要があります。

この写真のように、家作りと同じで強固にすべくDIYしたのがこちらの写真です。


の部分が、土台代わりで2×4材を柱と同じように2本重ねて、ビスで締結することで重さに耐えられるようにしています。

プラ束は、先程の床束がコンクリートでしたが、一般住宅では、このようなアジャスターの付いた高さを調整できるプラスチックの束が使われており丈夫な支えになりますので、これを使用して脚代わりにしました。

ここでポイントは、

このプラ束を使用する事で設置面の不陸や棚全体の水平レベルの調整がし易いことです→コレ大事!

写真には、1本のタイヤ重量が20KG前後くらいなので×4本で80KGの重さが載っていす。

しかしそれだけではない上の方に2段分の物がざっとですがプラス90KGくらいの物品がありますので計170KGの物が載っています。


なので下の設置面のプラ束を多めに配置しました。→念のため


あと写真でわかりずらいかもですが、タイヤの所は、12ミリの木下地を2枚重ねして24ミリの鋼床にしてたわみを発生させないようにしています

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傾斜地にも作れる収納棚のポイント。 番外編~

一番手こずったのが、この写真の、壁側がコンクリート(プレコンのガレージ)の強度保持の特徴で斜めになっています。

しかも車をガレージに駐車するのにシャッターがギリ閉めることが出来て尚且つ、収納自体も奥行きの幅を確保せねばならない事情がありました。

その為どうしてもコンクリートの傾斜面も利用して奥行きを確保した収納作りをする必要がありました。

なので傾斜面も利用せざるおえなかったことが、素人DIYヤーとして一番ここは作業時間に苦労したところです。


ここでのポイントです

斜めなので加工し易く重量物が乗っかっても凹みにくいスタイロ材を使用しているところです。

傾斜面での固定なのでプラ束とかは、コンクリートボンドを塗って固定しています。(コンクリ釘で留める方法もありますが、基本コンクリートにひびを入れたくないのと、撤去もしやすいようにボンドにしました)

傾斜なのでもしズレてきても分るように矢印でマーキングしています。(建築では、鉄骨のボルト締めの確認のためにマーキングをしたりします→この知識から思い出してマーキングしています。)

あと、お気づきかも知れませんが、なぜ地面に収納を直接、置かないの?の疑問に、実は、梅雨時になると、外部の気温とガレージの中の温度差で湿気が相当あります。

なのでガレージの奥、すなわち今回製作した収納の下がびしょびしょになる為、木での直置きはいずれ木自体が腐るのが理由です。

そこで設置面は、プラスチックやスタイロみたいな発泡スチロールなら、水を吸っても大丈夫と考え、それを使用しています。

今のところ全然影響なしです。

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DIYに役に立つ最低限揃えておくべき道具類教えます。初心者向け

今回の収納棚の制作にメインで使用した、道具と部材です。
差し金鉛筆水平器も棚床の水平や柱の垂直を確認するのに必須アイテムです。あとはメジャーですね。

これ以外は、2×4材を切断する本数も結構な数にはなりますが、ノコギリを使用しています。

さすがに、床の切断の時は、3×6板(910×1820)の木下地12ミリを切るのにジグソー(写真)を使用しました。

ボッシュのこのシリーズは、ガイドや防塵カバーも付いているので切りやすい道具です。

切断材料によって切断ストローク数も切り替え可能でオービタル機構付きなので切断速度を上げて早く切れます。

あとは、ワンタッチでジグソーブレード(切断刃)を取り付けできます

何より私の場合は、丸鋸を使うのが怖いのでジグソーなら初心者でも安心かなと思いました。


そんな理由で少しでも機能が充実している、DIYには、これで十分すぎる、ジグソーにしました。

参考にしてみてください。

2×4材の各部材をつないだり取り付けしたりするときに写真のコーススレッド半ネジタイプ(半ネジの方が木材同士引き寄せあうので取り付けしやすいです)のビスを相当使います。

そのビスを取り付けるためのインパクトドライバー(ホームセンターで購入したさほど高くないやつです)

あとは、ビスを取り付けする前に、都度下穴を先に開けるための木工用径3ミリのピット(写真)。

下穴は、開けた方が、ビスの打ち込みが素早く正確にできます。(ピットの交換がめんどいですが)

ビスは、木材同士の止め付けなので、上下に各所2本ずつ、柱の2本取り付け時は、W1500であれば両サイドと真ん中あたりに1箇所2本ずつでしっかりと固定されていればOKです。

あと必須アイテムになる、2×4材を挟んで固定するためのクランプです。

これがあるのと無いのとでは、作業効率に影響しますので、特にビス固定や、薄い材料を重ねて同じ位置で切断したりするときは、これを使うと便利です。



完成写真がこちら2枚

作業台は、こちらがお手軽品です↓

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、家の構造からヒントを得て重量物を乗せるために強度を確保できるDIYに挑戦してみました。

そのおかげで製作から5年近く経ちますが、全く問題なく棚の機能を果たしています。(写真は2021/12/末撮影)

外部の収納として製作しましたが、室内では、今回の棚の経験を生かして子供達のために2段ベットも製作しました。


既製品ではあなたの思う商品がなかなか見つからない家具や機能製品なんかを、工夫次第でDIYで自分で作ることができます。

また材料費は、安価で手にはいりますし労務費は、あなたの労力で”ただ”でできるのがDIYのメリットです。

さらにDIYをこなすことで、作業中は無の境地に入れますので、精神的には達成感もあり良いことずくめです。

コロナもいずれ落ち着いてくるとは、思いますが、DIYの時間が取れるなら、今から色々な必要小物などを試しに作ってみて1コできれば、アイデアがまた浮かんできます。


家庭でのお役立ち家具のアイデアがあれば、本当に必要な物をお金を出して買わずとも、自分で作ることが出来るのがDIYのメリットでもあります。

今後もDIYの情報をお届けしていきます

DIYで難しい作業をするなら、材料費や手間が余計にかかってしまうこともあります。

 

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