新築を考えるなら絶対屋根付きベランダ一択の理由教えます!

  • 2022年3月19日
  • 2024年2月13日
  • ハウス
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この記事では、新築にベランダやバルコニーが必要か?で悩んでおられるあなたへ
実際のバルコニーを使って感じた事から屋根付きベランダがおすすめの理由を教えます!
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バルコニーやベランダは、何のためにあるの?

言葉の意味は、今更ですが、まだご存じで無いあなたの為にさくっと知って頂くために説明いたします。

バルコニーとベランダの違いは、屋根がある方がベランダです。

屋根がない方がバルコニーです。

マンションなんかは、上階のベランダが外側に飛び出てますので分りやすいかと思います。

一般的に、戸建ては、屋根が無い作りの方が多く、建物と別に後付けで”バルコニー”が取り付くハウスメーカーもあります。

では、何のためにバルコニーやベランダがあるの?

ここでは、戸建てに限って説明すると、やっぱり洗濯物や布団などを乾かす為が、一番の目的になるのでは!?

【余談ですが、うちの場合は、バルコニー(屋根無し)があって良かったのは、新築で引っ越してくるときに前の家にピアノがありました。

しかも2階の子供部屋にピアノを置く必要があり、2階のバルコニーから、掃き出しサッシより搬入出来たことです。

引っ越し屋さんさすが!(多分このバルコニーが無ければ、ピアノを取り込むためだけに窓を大きくしないと行けなかったかも知れません。

家づくりの際は色々考える必要ありますね!)(^_^;)】

話を戻して特に、建物が建つ敷地が限られていると(狭小地住宅と呼ばれる住宅など)おそらく庭も無ければ、建物の外部に洗濯物や布団などを乾かす空間などが無いのでは?、困りますよね?そうすると部屋内か、ベランダもしくはバルコニーしか洗濯物を乾かす空間ってありませんよね。

このような事を考えれば、それ以外の用途は、あまりないのではと思います。

しかし、この洗濯を乾かす行為が実は、外気で乾かすメリットが大なのです。

というか、ベランダの間取りなりその空間の周辺を新築時によく考えて家作りをすれば、たかがベランダされどベランダに変貌します。

家づくりで後悔しない為に屋根無しバルコニーを使ってのメリット、デメリットを事例で解説

それでは、実際に私の家の屋根無しバルコニーを事例にメリット、デメリットを解説します。

まずは、こちらが、実際のバルコニー写真です。

【屋根無しベランダで家族4人分の洗濯物を写真の物干しスタンドで10年以上使用してもまだ使用に耐えるセキスイのおすすめスタンドがこちらです⇩同じ物をまた最近買い替えました】

バルコニー

バルコニーの下は、一部リビングと和室にかかる部屋となっています。

バルコニー幅は、W1650の有効寸法で、奥のシンクが設置されている所の幅は約半分のW800程度です。

今度は、同じベランダの反対方向から見た写真がこちらです。

バルコニー反対側

こちらの反対側から見たバルコニーには、寝室に出入りできる、扉があります。

ちなみに反省点ですが、この扉はキッチンにある勝手口と全く同じ扉です。

違う扉にすれば良かった😢

利点を上げれば、上下開閉式の扉になってますので、雨の日でも換気が出来るのはメリットです。

話は、バルコニーに戻って上を見上げれば全く屋根はありません。

すごく開放的です。😁

では、メリットから

  1. ベランダの幅が1650ありますが、使い勝手としては、これくらいの幅は最低必要です。

    理由は、写真でもお分かりかもですが、量的に物干しスタンドを利用して家族4人分の洗濯物を干して使って、人1人が、もの干しスタンドの幅の残りのスペースで十分通行できるのが、この幅(1650)になります。

    なのでメリットにするには、最低限のバルコニーの幅が必要になってきます。

    同時にこれだけの広さがあれば、大家族分の洗濯物も十分干せますし、布団やカーペット、季節物の入れ替え時に天日干しも可能です。

  2. これも同時に絶対必要なのは、奥に設置してあるスロップシンクです。

    水道があれば、手すりの上の汚れをぞうきんで拭いたり、ベランダの掃除や、靴の汚れもシンクで落とせばすぐに干せます。

    何かと水道があるのと無いのとでは、せっかくの物干しスペースも役立たずになりかねません。
  3. あとは、エアコン室外機を2台置いてますが、バルコニー内は、決して狭くはありません。

    外部の建物一階に室外機を置けば、エアコンダクトを壁に沿って下ろさないといけないので見た目が悪いです。

    それが、ないのでメリットの1つになりました。


    ただし、ベランダの幅と長さが結構あってエアコンの室外機を置けるスペースがあるのが前提なので、メリットになっているのがその理由です

    では、デメリットはなんでしょうか?
  1. 一番のデメリットが、屋根が無いので、急な雨や朝晴れてても、急にスポットで雨雲が通過することがあるので、洗濯物が濡れてしまうことです。

    お陰で、雨雲レーダーの読み方に嫁共々詳しくなってしまいました。

    だけど留守中に小雨にたまに降られること数知れずなのであんまり雨雲レーダーも役に立ちません。

  2. 次のデメリットがバルコニーの真下が、部屋になってますので、バルコニーの上を人が歩けば、音がすることです。

    音に関しては、そんなに気にはなりませんが、バルコニーの下が部屋なので、雨漏りがあれば、下に被害がでる可能性があります。

    今のところ17年経過して、漏れてる様子が無いのと、屋根のない分紫外線で、バルコニーのFRP防水層も劣化していますが、一切メンテもしていません。

    デメリットの可能性はあるが、今のところ大丈夫です。


    このような理由からも、屋根が付いたベランダなら、太陽の直接的な、紫外線は、FRPの防水層を傷めることがないので、より劣化は、しにくくなります。

    雨降りに関しても屋根さえあれば、ベランダ内はそんなに濡れた状態になりません。
    直接の雨漏りの原因になりにくいので屋根さえあれば、ベランダの下がたとえ部屋内であってもデメリットでは無くなります。

ベランダやバルコニーを設置するなら絶対必要な物!

もうお分かりと思いますが

スロップシンクとベランダ、バルコニー専用の出入り口です。

同じ話ですが、シンクは、汚れた靴や、何かの汚れを落とすために雑巾や、タオルなどを水で絞ったりするなどで必要です

扉は、専用と書いたのは、よくあとで後悔するのが、子供部屋からしか、バルコニーやベランダに出入りできないパターンです。

そうすると、たかが、洗濯物を干すだけなのに、子供部屋を経由する事が、不便になるからです。

もう1つあれば良いのは壁付け物干しハンガーか屋根があれば、軒天井から吊されている物干しです。


理由は、床に直置きの、物干しスタンドだと、設置面周辺が、汚れてくるからです。

それ以外でもエアコンの室外機なども一緒で、その周辺が、汚れやすくなります。

ただ先程ご紹介した我が家のバルコニー(屋根無し)でも分かるように雨などの自然環境が一番汚れに大敵です。

その理由で、壁や天井から取り付いているハンガーがあれば、床の汚れ防止に繋がります。

インナーバルコニーやベランダの適切な間取り配置

例えばこの住宅のベランダは、家の作りにうまく組み込んだ間取りとして良い例です。

なぜなら、玄関の上を利用して玄関の軒と兼用にしてベランダの床下は万が一雨漏れしても部屋内に被害がでない事も設計上うまく考えています。

意匠面で目立つかも知れませんが、玄関の上の軒天井に点検口を設置しておけば雨漏りしているかの確認や補修も出来ます

こちらの住宅も一見どこにでもある住宅に見えますが、2階のベランダもインナーバルコニーとして十分な奥行きがあるので、洗濯物も天候に左右されずに乾かせます

また床の汚れに関しても天井からの物干しハンガーを利用できますので、床は汚れにくいです。

2階右側の屋根が延びた部屋のサッシや、ベランダの出幅によって1階の部屋の窓は日よけ代わりになります。

特に夏場の太陽の傾斜角度から直接太陽光が入らないことで、室内温度の上昇も以外と避けることが出来ます。

このようにベランダやバルコニーは、間取りの一部として工夫することで暮らしやすさや住宅の特性を上げることもできます。

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後悔しない為の屋根付きベランダが必要な理由

では、外部に面したベランダが無ければ、最大の用途である洗濯物を干すと言う作業は、当然室内干ししかありません。

室内で干すための必要な家つくりとは、一体なんでしょうか?

  1. 室内干しのためのランドリースペースに約3畳くらいのプランを設ける必要がある。

  2. 室内に干すなら同時にその場でアイロン掛けや、衣服をたたむ、しまうなどの動線確保と収納が必要だ。

  3. そのランドリースペースに窓や換気のための設備(例:除湿器や乾燥機そしてサーキュレーターあるいは、壁に除湿機能のある建材を貼り付ける工事など)が必要になる。
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以上3項目くらいピックアップしましたが、まとめると

●室内干しのための間取りプラン作りが必要。

●家のどこにその室内干しスペースを作るかで他の間取りの広さに影響がある。

●年中室内に干す必要があるので室内の湿気対策を考えなければならない。

●あえて動力源が必要な設備を使うことで光熱費を必要以上にかけなければならない。

これらの理由で、屋根付きのベランダがあれば、同じ洗濯物を干すにしても1年シーズンを通じて外部に干せるので

乾きも早く、室内の湿気対策も不要。


換気設備に使う光熱費も不要で天候に影響がない。(台風の時は別です)

③プランとしては、2階にベランダ設置をすることで、留守中でも防犯面からも安心

④なので間取りプランとして1階は、別の広さを考えながらプランを練ることができる。(例:玄関のシューズインクローゼットや脱衣場の収納に力を入れるとか)

ということで、屋根付きベランダのプランが最適な理由となります。

まとめ

いかかでしたか?

ベランダやバルコニーが必要か不要かは、新築時に大いに悩むプランかもわかりませんが、この記事をご覧になったあなたは、もう必要と思われたはずです。

すべての判断基準は、特に家など長期的に”住む”や生活をする場においては、長い目で見ることが必要です。

例えば2階のインナーベランダにして間取りプランとしては、その階下には、玄関上の軒兼用にしてみたり1階リビングの掃き出しサッシの上に軒兼用の突き出たベランダを配置することでリビング室内への直接の日差しをさけるプラン。

この日差しをさけるプランが同時に中庭的な空間ずくりにもなったりします。

このような屋根付きベランダの配置プランも一番長期に生活するなら適切な間取りではないでしょうか?

こんな感じであなたに最適なベランダライフを構築して家つくりを考えてみて下さい。


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