新築間取りの失敗しない考え方と注意点9箇条

  • 2021年10月17日
  • 2024年7月16日
  • ハウス
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これから新築を建てようとしているあなた。

間取りこそ生活する上でよ~く考えて決めておく必要があります。

何をどのように間取りを考えたら良いか分からないあなた。

この記事を読めば後悔しないストレスフリーの間取りが実現できます。

もしあなたが、これから家族が増えるか、今小さなお子様がいるなら、考えておくべき間取りがあります。

私も、新築から約18年が経ちますが、当時は、子供も小さく、どの部屋も広々としていて使い勝手も特に不自由はありませんでした。

しかし 今になって、家の間取りをこうしておけば良かったとか、ここは、こんな広さがあればよかったなど、色々な不満が出てきました

そんな過去の自分や、もし同じように使い勝手の良い間取りを考えているが、さっぱり分からないというあなたの悩みにお答えします。

この記事を読めば、家族が増えて大きくなった子供たちがいても過ごしやすい家の間取りが実現できます。

前置きが長くなりましたので早速、本題へと行きます。

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間取りを考える前に知っておいて欲しい事

  1. 建築床面積が広ければたくさんの間取りが実現します
  2. 建築床面積が狭いのであれば間取りは、優先順位で考えましょう
  3. 現在あるいは、将来増える家族構成を考えて間取りを考えましょう
  4. 間違いなく必要なのは収納スペースです
    広ければ広いほどおすすめです

これからお伝えしていく、各間取りや収納スペースなどの使い勝手や用途を確認しながら①~④の知っておいて欲しい事に当てはめて必要か、必要でないか消去法で優先順位をつけて考えれば納得できます。

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玄関収納(シューズクローク)

玄関は、お家の顔です

玄関扉を開けて、玄関土間が広ければ、気持ちがすごく良いです。

何しろ、戸建ての醍醐味をまず感じることができますので、出来るだけ広い玄関土間のプランを立てて下さい。

ウォークインシューズクロークは必要です

私の家の例で言えば、玄関の広さは壁芯寸法で幅1820×奥行きで1360です。

この広さに備え付けの既製品であるシューズクロークが付いています。

玄関の広さにこだわりが無ければ、よくある普通の広さで一般的な戸建てにある広さです。

しかし、家族が増え出すと子供が小さいうちは、足も小さいので既製のクロークでも十分です。

そのうち大きくなれば、靴も大きくなり、履く靴の種類や男性、女性でものすごい数になってきます。

なので、足の踏み場もないくらいになって、結局別途靴棚を買って整理することになりそのスペースがまた玄関の広さを狭くするという悪循環になりました。

こちらがビフォー アフターです


狭い玄関スペースの実例

このように、玄関は、風水でも必ず整理整頓されてないと悪い気がはいるなどとよく耳にすると思いますが、部屋は汚くても玄関は、来客があったときには必ず最初に目に付くところです。

備え付けのシューズクロークの替わりに壁を隔ててウォークインクローゼットがあれば、断然靴以外の子供の遊び道具やベビーカーやゴルフ道具などのかさばる荷物も置けます。

冬になれば、コートやジャケットなどを引っかけておくことも出来ます。

また汚れや花粉の付いた衣服を直接部屋に持って上がることもありません。

色んな意味で便利すぎて重宝します。

余談ですが、先程の玄関の写真には写ってはいませんが、そのコートやジャケットを引っかける棚をわざわざDIYで最近作ったところです。

そのせいで廊下が狭くなりました。

洗面ランドリールーム

次に洗面スペースですが考え方が2つあります

①洗面スペースの配置

洗面スペースは、お風呂場とも隣接したスペースになりますので、よくある新築プランの間取りでは、キッチンとの導線で家事がスムースになるように、キッチンの隣に配置されることが多いです。

そうなると、キッチンとリビングそして洗面が同じ空間につながってきます。

これは、主婦の方からすれば、家事をしながら、洗濯などの干し物をしたりアイロン掛けをしたりと、あちこち動きまくる必要がないので、効率的です


ですが、ここで考えることは、もしリビングからの導線しかない洗面からバスルームへ行くルートが1つであれば将来困るのが、思春期を迎えた子供たちや、ご主人のマナーのない所作を考えれば、廊下や他の部屋からのルートも作っておいた方が良いでしょう。

それか、玄関ホールからすぐに直行できる洗面やバスルームを考えた独立させた間取りプランにしておくことをおすすめします。

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②洗面スペースにも収納が必要です

洗面スペースは、基本は洗面化粧台の幅と洗濯機置き場のスペースで残りは、同じ空間に脱衣場となります。

一般的な戸建てであれば幅1820×1820(壁芯寸法)の空間に家族分のタオルやサニタリーグッズを収納しようとすると限られたスペースにある洗面化粧台に付いている収納だけでは、収納しきれないなど家族が成長すれば確実に収納不足になります。


しかもこのようなスペースでは、物干しの出来るサニタリー空間は、全く確保できないです。


サニタリールームなどの部屋干しスペースは確保できなくとも、将来子供たちが大きくなれば、タオルの数や家族分の下着、衣類さらには洗濯用のランドリーボックス、備品などのストックスペースがそれなりに必要です


なので先程の玄関土間ならぬ、日常よく使うこのような収納スペースは、なくてはならない必須空間へと将来変貌していきます。

出来るだけ先程の壁芯寸法より大きな寸法か、広く建築面積が取れるのであれば別のランドリースペースや家事スペース、ウォークインシューズクロークなどの間取りを考えて床面積を確保することをおすすめします。

下記の↓記事では、洗面化粧台の選び方を解説しています。

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トイレ空間

次にトイレ空間ですが、お薦めしないNGの間取り

①洗面脱衣場とバスルームとの隣接


②トイレ空間の隣が寝室あるいは、来客を迎える和室などの隣


玄関ホールのすぐ隣

リビングと同じ空間で仕切り壁しかなくトイレに入れるような位置関係

もうお分かりだと思いますが、このような間取りや位置関係だと、臭気の問題と家族同士や家族以外の来客でお互い臭気もそうですが音が気になって使い勝手が悪すぎるからです。

住宅の壁も決して音を完全に遮断出来ませんので②のような位置関係は、よく考えるようにしましょう!


お薦めのトイレの設置位置は、トイレと部屋の間に廊下やデッドスペースなどを挟むことが出来れば理想です。

あとは、1階と2階にそれぞれトイレを設置しましょう!使い勝手は、家族が多ければ考えるまでもなく便利です。

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テレワークスペース(書斎)

テレワークスペースはこれから必須の空間となります。

今までであれば、リビングの中の一部に造り付けのカウンターやデッドスペースを利用してワークスペース的に間取りを提案することが多かったです。

しかし今は、主人はもちろん主婦のかたでもZOOMなどを利用して学校や保育園、あるいは、パートでの仕事の打ち合わせを周りの雑音などを気にせずに作業や話ができれば、大変便利な空間間取りとなります。

結論は、出来れば独立空間か、寝室などに併用してウオークインクローゼットなどの空間を隔てた隣にこのようなテレワークスペースを設けることをおすすめします。

和室空間

和室は、新築を建てるときに、リビングに小上がりスペース的に3畳程度の空間を設ける程度で、特に必要ないと考えられる方も多くおられます。

そんな方に和室がお薦めの理由をご紹介します。

畳の持つメリット

畳は、いぐさと呼ばれる畳表のあの青い良い香りのするいぐさ独特のもつ調湿性空気の浄化作用も兼ね備えた日本人なら、どこか落ち着ける空間が、和室ではないでしょうか?

②和室空間には、床の間や仏間などを設ける場合と和室畳のみの空間に布団収納だけ設置する場合など、和室空間へのそれぞれの意味合いが建築主によってはあります。


今では、和室なしの洋間だけで良いと思われて建築される方も多いでしょう。

和室本来の持つ空間の雰囲気からは使い勝手も決して限られるわけではなく、ご両親やお客さんの来客宿泊として、あるいは、普通に寝室や子供部屋そして一家団欒の第二のリビングスペースとしても十分に使える空間です。


③もし建築スペースに余裕があって、和室に仏間や床の間が不要であれば、そのスペースを持ち込みのタンスがあれば、そのスペースとして最初に確保しておくと助かるはずです。タンスなどをおいて空いたスペースは、ほかにウォークインクローゼットなどのスペースへ代替活用しましょう!

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リビングルームの見逃せない注意点

リビングは、言うまでもなく家族の憩いの場でありくつろぎの空間です。

そのリビングを中心として、家の各部屋や水回り、玄関などへの導線となります


また、リビング内の家具の配置や収納棚、収納庫、ダイニングの配置などそれぞれのプランを作成して一番納得のいく案で建築の計画に組み込みましょう。

ここでこのようなリビングであるからこそ気をつける注意点があります。

建築プランを作成してもらう前に、リビングの配置とお隣との家の位置関係を良く確認してください!

リビングの掃き出しサッシから見える対象物

お隣の玄関と面していないか?

困りますよね!リビングでくつろいでいたらいきなりお隣の玄関があいて隣人の顔が見えても!常にサッシを閉めて生活するわけにもいかないし。


同じお隣さんのリビングと面していないか?

これも困りますね!お互いリラックスできません


リビングの前がお隣の水回りの空間に面していないか?


これも困ります。入浴やトイレを使う感じは、いい気分ではないし、隣の住人さんの方が相当気を使うかも。


隣人のお庭に面していないか?


お隣の家族構成にもよりますが、隣に小さい子供がおられると夏や季節の良い日などは、プール遊びや、騒がしくてはしゃぎ声などが目や耳に飛び込んできたりします。


リビングの前が隣人のガレージになっていないか?


もしお隣がガレージであれば、車が帰ってくる度に排気ガスや夜ならブレーキランプの光あるいは、扉の音で悩まされる可能性もあります。


いかがでしょうか?普通は、分譲地などであれば、最初から隣接建築どうし干渉しない位置の窓や方角など生活に配慮した建築図面をあらかじめ作成します。

また、1区画で土地だけ仕入れて既に両隣に家が建っていれば同じく隣との窓の位置などは事前に確認して図面を作成するはずなので、このような事例に万が一該当することがあれば、最悪なので知識として覚えておけば参考になると思います。

このようにリビングの部屋内部からの生活を想定して外部側にも気をつけましょう!

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まとめ

間取りを考える上でより快適に暮らせる便利なアイテムも考えましょう!そんな参考になる記事が☟

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いかがでしたか?

間取りの決め方や考え方がお分かり頂けたと思います。


 これから新築を建てようと考え中ならば、各空間の使い方と家族構成から優先順位でまずは考えて下さい。


 それぞれの間取り空間を将来無駄なく快適に過ごせるようにするためのコツは収納スペースを確保する事です。


 家の内部や外部への各間取りの位置関係を最初に良く考えて、ストレスのない間取り造りをしましょう!

以上がまとめになります。


それでは、このような家に関するお悩みを少しでも解決できるお役立ち情報を別の記事でもお届けしていきます。

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