新築戸建ての工事中に現場を見に行くときの確認ポイントと大工さんとの接し方教えます。初心者向け!

  • 2021年12月26日
  • 2022年11月27日
  • ハウス
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新築を建てる前に必ず、その工務店やハウスメーカーが建てている建設中の現場を見に行って下さい。
なぜなら、今からお教えする確認すべきポイントこそがその工務店やハウスメーカーを写す鏡と同じだからです。そのポイントを理解すれば、あなたの理想とするお家が手に入れられますよ。

 新居をお考えであればこちらの公式サイトを参考にされてみてはいかがですか

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どこで新築を依頼するかは、最初に建築中の現場を見てからにしましょう!

今あなたが、新築の家を建てようとしているなら、これだけは、して下さい!

依頼しようとしている住宅会社の工事中の現場を複数見てみることをおすすめします!

理由は、現場をみれば、高額な買い物になる新居の品質が手に取るように分るからです。

ここで見に行くときのポイントをお教えします。

こちらの記事も合わせて読めばクレームの当事者にならずに満足のいく家づくりが出来ます⇩

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  1. 住宅会社が案内する現場見学会は、意味がありません。

    なぜなら、買っていただくために住宅会社があらかじめ現場をきれいにしてその住宅会社の良さをアピールするための現場だからです。

    ただし、構造見学会とかのその住宅会社の本当に売りにしている建物の良さであれば、その部分は見地を広めるためには、ぜひとも見学して建築知識を得てください。

  2. 前もって現場を見に行きたい旨住宅会社の営業さんなどに連絡してから見学に行くことをおすすめします。

    その方が、現場は、急に来られても当日の工事状況によっては、危険な場合がありますし、できれば、工事関係者以外は、立ち入らない方が良い場合もありますので、事前連絡は、必要です。


    が、しかし、事前連絡もあらかじめ用意している見学会用の現場と同じく、事前連絡を受けると、当然見学会用と同じくらいに、現場は整理されてきれいになるので本当の現場の姿が見れなくなります。


    なので、行く場合は、前日の夕方くらいに、明日行きます(時間は伝えない方が良いです。)と言って行くと、当日の現場の様子でだいたいは、その住宅会社の姿がわかります。

工事中の建設現場から分ること3つ

以下に工事中でも工事の進捗過程で見るべきポイントが変わってきますので大きく3つの進捗工事過程で説明します。

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  1. 上棟(いわゆる家の骨組ができて屋根の下地まで完了したタイミング)後からの現場を確認する

    家が棟上げされると一気に工事は、工程どうり進んでいきます。

    それ以降は、足場シートやイメージシートが張られて足場も工事しやすいように出来上がります。

    また敷地内には、建築で出たゴミや廃材を入れることができる大きな鉄箱(バッカン)や大きな廃材袋(フレコン)が設置されたり、資材を仮保管する資材テント、仮設トイレ、救急用などの防災ボックスなど工事が進むように色々な、工事環境が整ってきます。

    このような現場環境ができあがってきたら見るポイントです。

    このあと続く2~3ヶ月(概ね木造住宅やハウスメーカーの工事期間)の工事完了までに、敷地内の土地の状況にもよりますが、土面が緩んでいたり、凹凸があったり、高低差があったりで、工事をスムースに運ぶためには、敷地内がきれいにされているかを見て下さい。

    敷地内周辺に雨などで地面がドロドロにならない為に養生シートが敷かれているか

    玄関までの前面道路や工事用のゲートからの導線に歩きやすいようにあるいは、工事資材などが、運びやすいように養生シートが敷かれているか?

    もし玄関のドアーに入るのに高基礎や土地の高低差があるなら、上り下りしやすいように、ステップや仮階段があるか?

    これらの見た目でもわかるような、工事がし易い仮設の準備ができているかは、現場に見に来るあなたや、工事関係者の全ての人にとって、工事の安心安全につながる基礎的な準備段階の風景です。

    現場を見て、入りやすくて足元にも不安がないな、と思えれば合格です。
  2. 次に工事も大部進んで、外壁周りも終わりに近づき同時に、内部の大工さんの作業も部屋によっては、下地ボードが仕上がってくるタイミングの前後あたりに確認する

    工事現場としては、中間過ぎあたりの工程です。

    この時期になると、大部落ち着いてきて、問題がなければ良いですが、建て主さんの要望とか、急な変更とか、材料の納期が遅れているとかで、全体の工程が引き渡しまでに時間がないなど、色々な問題が現場で発生している場合があります。

    その場合顕著になるのが、建物内部はもとより外部にも、資材がたまってきたり、工程遅れによる、各種の工事が後回しになれば、現場の乱れが資材保管の状況やゴミの捌け具合などでも確認することができます。

    建物内部も、大工さんの作業状態で、材料が散乱していたり、何らかの理由で出来上がっている壁や床をめくっていれば、おそらく理由はなんであれ、あとの工程に影響してくることになります。

    このような切羽詰まった感があれば、その時点から完了までの、工事の丁寧さ(ある意味品質が悪くなる)が欠けてくることになるので、確認してみてください。

    ここで確認の仕方としてのポイントです。

    そのばたばた感の理由がその現場の建て主さんの変更や急な要望であれば、仕方ないですが、その住宅会社さんの営業や、設計、インテリアコーディネーターさんあるいは、連携している工事監督さんすべてに何かしらの打ち合わせ不足や、段取りミスが原因となっていれば、そこでの建築依頼を一呼吸置いた方が良いでしょう!

    確認の質問の仕方として、建て主さんの理由で”急な要望でこんな風にあったんですよ”という”明確な変更理由があったので”というような回答があれば、特に気にする必要はありません。

    そのような回答すらないようであれば、それ以上深追いして質問することをしなくても明解です!
  3. 最後に現場も佳境を迎える内部の仕上げ段階での確認です。

    この時期になると、大工さんの造り付け造作家具や、棚の取り付け、設備の取り付け、クロスや玄関ポーチタイルなど、仕上げ工程の段階です。

    この段階でも、見るべきポイントは、現場の整理整頓具合です。

    工程に余裕があれば、必ず、各仕上げ業者さんの職人さんが、他の職種の工事の邪魔にならないように、段取り良く工事が組まれているので、一度に何業者も現場で作業をしていません。

    もし工程どうりなっていないと、内部も外部もたくさんの工事屋さんが入り乱れて、戦場のようになっています。

    この状況は、見学に行った現場の前に行っただけで雰囲気が伝わってきます。たとえば工事車両がすでに現場前の道路にひしめき合っていたりですぐに確認できます。

    整理整頓でいえば、ゴミもあふれてそこら中にあり、産廃業者さんもすぐに引き上げにこれないくらい段取り不足に陥っていたりしています。

    これでは、肝心要の仕上げ工事にやっつけ感がでて、各所の仕上げ品質に雑さがでますので、クレームのもとになりかねません。

    以上のように住宅での現場仕事は、工場の製品のように品質が保たれて優秀な機械が作るのではないため、全ては、人による作業と事前の段取りや打ち合わせ、携わる職人さんらの仕事への意識具合で大きく左右されます。

    今まで書いてきた事でそれが簡単に分るのが工事現場でのきれいさです、

    これを参考に一度工事現場での様子を見られることをおすすめします。

    工事中の作業をよく見ていると将来DIYをするときの参考になります  こちらが↓参考記事です。

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住宅会社との打ち合わせで依頼すべきこと具体例2つ。

これまでご紹介した、現場の見方で共通している、現場環境が整理されて見た目できれいになっているか?です。

これを基本にある程度現地見学されてこの住宅会社で建築しようと思われたのであれば、以下の依頼を打ち合わせでしておくことをおすすめします。

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家づくり費用の賢い抑え方とは?【住まいの窓口】がサポート

  1. 工事期間をあまり多くとると建築の費用面で高くなりますので、依頼するところの住宅会社に対してわずかに工程を余裕めに確保してもらうように依頼してください。

    たとえば7~10日程度で良いと思います

    これで建築費用が高くなるようであれば内訳の説明を聞いてみて納得できるか確認してみてください。

    この余裕期間は、現場の遅れが仕上げ工程に最終的にしわ寄せがくるのでその受け皿期間です。

    これだけでも何か問題があって万が一の工程遅れがあっても吸収できるはずです。
  2. どこの工事部位でも結構なのであなたのこだわりのある、工事箇所に対して、丁寧さを求めてください。

    例えば、私の場合、今でも思いますが、今の家を建てたときにシステムバスにものすごくこだわりがあって、自分で現地で打ち合わせをし、職人さんを段取りして、工事にも立ち会ったりしてユニットバスを施工しました。

    しかし当時システムバスの中が、大工さんの道具とか資材の仮置き場になっていました。

    最後引き渡しされてから、気づきましたが、お風呂の壁パネルに見えないくらいの細かいキズがあるのを発見したのです。

    いまさらとは思いつつ、工務店に、資材部屋にしないように養生とか注意してもらうようにすれば良かったといまでも残念に思います。

    このような私の苦い経験から、この施主は、とりあえず細かい施主だけれども反面全てを求めるのではなく、このように一部のこだわりをはっきりと住宅会社へ要望してください。

    工事全体に引き締めを求めていくことも可能になります。

    このように一部のこだわりを最初にしておくだけで、他の工事箇所に、もし不具合がでたとしても、心配不要です。

    今回の私の事例で言えば、お風呂がきれいに仕上がっているんだから、同じように他の不具合箇所が発生しても、大きくクレームをつけなくともお風呂同様に、是正処置をすぐに誠意を持ってしてもらえるものです。



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現場監督さんと大工さんへの要望や接し方2つ

  1. 現場監督さんへは

    現場の監督さんは、職人さんや大工さんと違い、雇われのサラリーマンと同じです。

    家を建てる立場からすれば、顧客と企業との関係なので事務的なやりとりで十分通用しますし、当然のように私たちの要望なりは、費用面の範囲で要望できます。

    出来ていなければ、是正してもらうのは当たり前の事です。

    しかしそうは言っても相手も人間で、あまり細かい事を言い過ぎても処理しきれないのが建築現場の過酷さでもあることは、私はよく経験上分っています。

    なので通常の現場の打ち合わせ以外で特に依頼要望しておいて欲しいのは、いつ現場に見学に行っても良いように、現場の足元が悪く転んだりして怪我をしないように安全には、配慮してもらう事だけは、徹底してもらいましょう!

    このことは、今まで書いてきました、整理整頓が最終的には、すべての工事の品質に結びつくからです。
  2. 大工さんへは

    大工さんもサラリーマンではなくても、プライドを持ってその建築現場を任されている一番偉い方ですので、施主さんであるあなたもその認識で接してもらえれば、現場は、きれいにあなたの要望どうりに出来上がります。

    差し入れなどは、あまり気にしない方が良いです。

    例えば、建築時期が夏場であれば、時折冷たい物を持参するくらいであれば、夏の熱中症予防や、仕事具合を見れますので、本来大工さんの作業そのものより、身体を気遣う気持ちの方が、大工さんにとっては、心地よい距離感になって、施主であるあなたの心遣いから、より作業に気持ちが入ると思います。

    あとは、大工さんや大工さん以外の職人さんが作業されている時に現場見学に行ったら、共通して言えるのは、挨拶と施主であることをアピールしてください。

    お互いに身分が分る方が、工事現場に携わる人にとっては、身の入れ方や意識が変わりますので、簡単ですが覚えておきましょう!

施主であるあなたの注意すべき現場での接し方1つ。

  1. 現場に行ったときに、万が一要望どうりに工事がされていないんじゃないかと思ったなら、すぐに大工さんやそこにおられる職人さんに訪ねることはしてはいけません。

    として(この筋が現場特有な空気にあとからなっていくので注意です)住宅会社の監督さんや打ち合わせした営業さんなどにすぐに確認してもらいましょう!

    何が原因で打ち合わせどうりでないのか、施主であるあなたが、その場で勝手に判断して、大工さんなどに言わないようにしましょう!

    その時のあなたの、感情や言い方が、特に大工さんなどのプライドのあるかたであれば、良くは受けとってもらえなくなります。

    この筋が、建築現場では大事な呼吸です

そんな大事な建築現場を紹介提案してくれる公式サイトはこちら ↓

まとめ

いかがでしたか?

現場を見るポイントは、簡単です。

●全ては、現場のどの進捗過程でもあなたの美的感覚で結構ですので、きれいかどうかを確認することにつきます。

●その美的感覚に加えて今まで書きました、現場のきれいさを見るポイントを参考にしてください。

●最後に、大工さんへの接し方も簡単です。

現場を信頼して任せて、安全への心使いとして言葉を掛けるだけで良いです。

以上が現場の工事中に見るポイントと大工さんの接し方です。

これらの簡単な現場環境を作れない課題の多い住宅会社は、今でもかなりありますので、これらを意識して家の建築を予定されているあなたに参考になれば嬉しいです。

これからも家に関するお役立ち情報を発信していきますので宜しくお願いします。

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